NOddIN 1st.exhibition

目黒のCLASKAのギャラリーにて。
3.11という地点から価値観がひっくり返ってしまった日本。活躍中の映像クリエーターが表現し、静かにしかし強いメッセージを発信するイベントだった。
私のミュージックビデオhttp://lukirock.com/movie監督してくださった柿本ケンサクさんの映像作品もあった。『FUKUSHIMA』と題された小作品。
ひとの気配のない美しい田園風景と無機質な原発の作業場。未来のお話。私たちの子孫が長々とその負債を払っている。
白にブルーのポイントがある防御服、白い壁に黄色の機械がある作業場は北欧インテリアのようでポップだが、どこか不気味だ。最初から最後まで、防御マスクの中の呼吸音が鳴ってる。控えめだがドラマチックな音楽が多くを物語っていた。
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ただいま恵比寿

今日の目標。
朝、バスでクラスカギャラリーのイベントに行く。目黒駅までバスで行きJRで恵比寿へ。地下鉄で六本木に向かう。20世紀Foxで13時からの試写を観る。その後、外苑前のギャガへ行き内覧試写を観る。夜は渋谷アップリンクで試写会。
寝るまでに歌詞をひとつ上げる。
可能だろうか。
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ロード・オブ・セイラム

めちゃくちゃ期待して観に行った『ロード・オブ・セイラム』。ロブ・ゾンビが監督と脚本と制作をしている。
B級ホラー色バリバリのフライヤーに惹かれていた。「超おバカな話で笑えました」と書きたかったのだが、正直違う印象だった。立派なお家芸だった。
ホラーファンはこういうの喜びますってポイントをちゃんとこなしてるイメージ。
魔女話です。昔の魔女狩りの恨みが、現代のヒロインに取り憑き可哀相なことになる。ドレッドヘアのヒロインはラジオのDJでロック系なひと。送り付けられたレコードは怪しい音楽で、それを聴いた女性が皆おかしくなってしまう。魔女の呪いが込められてるから、なんてお話。
題材も安っぽいゴシック調のデザインもいい。だが何かが物足りない。ヒロインの部屋の大家3姉妹がヤバい婆さんで、みたいなことを聞いてたから、どんな気持ち悪い婆さんが出てくるのかと思ったら、小綺麗で芝居のしっかりした女優さんらで老婆というのも失礼に感じた。ヒロインはドラッグ中毒のはずだけど、イマイチ飛んでない。サイケデリック・トリップとはいえないよう気が・・・
ロックもメタルも形になるものだし、ホラーもそんなものなのかもしれない。でも好き過ぎてやっちゃいました系のエネルギーが一瞬でも感じられる方がいいかなと思った。まあ、ホラーというのはあれこれ知識をひけらかし文句言いながら観るのが醍醐味なので、そういう意味の楽しさがある作品だった。9月28日よりヒューマントラスト渋谷とテアトル梅田にて公開。ホラーファンの皆さまのご意見お待ちしてます。
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眠れる美女

2009年、ある尊厳死事件がイタリア全土を揺るがした。17年前に21歳で交通事故により植物状態になった女性。両親は延命措置の停止を求め、カトリック色の強いイタリアでは長い裁判になった。08年に訴えは認められ、受け入れる病院も見つかったが、保守層の支持を集める首相は延命続行の法案採決を画作する。
こんな実際の事件を基に巨匠マルコ・ベロッキオが丁寧に紡ぎ出した傑作『眠れる美女』。
三つの物語りが同時進行で展開される。どれも尊厳死を巡る話。正直、重く痛々しい映画だ。しかし自分や身近なひとにも絶対起きないことではない。個人的には自殺癖のある女性のエピソードがぐっときた。何度も死のうとする彼女と何度も止める医者。どこか恋愛的でもある。幸せそうではないにしても。うたた寝する医者を見下ろし、窓から飛び降りようとする女。そして自らやめる女。愛は深い。
この作品にはメッセージも正しさも提示されない。観るひとの心の内にきっと正解があるに違いない。
10月19日からロードショー。
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かき氷フロート いちごブルーハワイ

この夏No.1。数々の不気味フロートを食べてきたが、これはいい。
作るとこ見てた。かき氷の上にソフトクリームを乗せて、いちごシロップをジャーっとかけ、更にブルーハワイらしき青い液体をジャーっとかけて「お待たせしました!」と出された。
紫です。恐ろしいビジュアルに反するラブリーいちご味。

食べ進めると紫のグラデーションがまるでモネの睡蓮(笑)アートまで感じさせるジャンクスィーツでした。
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