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2013年7月1日発売のHにインタビュー記事が掲載されます。
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パパの木

『みつばちのささやき』や『ポネット』 を想起させるような大きな目の女の子。
ちょっとファンタジックで、でも現実を強く生きるエネルギーに満ちた『パパの木』が6月1日、公開になる。

オーストラリアの広大な大地に暮らす一家の話。手作り感いっぱいの一軒家には大きなイチジクの木がある。
この家の大黒柱であるピーターが死んでしまうところから始まる。シャルロット・ゲンズブール演じる妻のドーンは喪失感から思考停止状態に。家は荒れ果てて行くが、4人も子供がいて世話もしなきゃいけないし、仕事も探さなきゃならないしで、切羽詰まってしまう。
そんな中、小さな希望の灯がともる。末娘のシモーンが「木にパパがいる」という秘密をドーンに囁く。真偽がどうとかいうのが大事なのではない。日に日に存在感を増してくるイチジクの大木は、残された者への希望の象徴なのだ。
ただ『パパの木』は乙女向きのメルヘンさんではない。ドーンの生々しい性欲(アンチクライスト以来、シャルロットに恐れるものはなし)だったり、木の狂暴に近い成長ぶりだったり、極めつけは家を破壊するほどの大嵐まで起こる。
日本人としては311を思い出し胸が詰まった。しかし、だからこそ強く生きようとする人間の姿を見たくなる。
『パパの木』を撮ったのは『やさしい嘘』のジュリー・ベルトゥチェリ監督。ちょうど本作の脚本を書き始めた頃に夫が病気になった。まさか死ぬとは思ってなかったが、亡くなってしまい茫然自失になったという。でもあるとき、映画の中のドーンのように何か光が射すのを感じ、それがヒントになったそうだ。
強い風に吹かれながらも立ち続ける力は、私たちの中に確かにある、と思わされた。
写真失敗。ヨーグルトフロートが入り込んでしまった。

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絶賛発売中のbrige vol.75に、インタビュー記事が掲載中です。

白玉クリームぜんざい

またまた六本木ファーストキッチンにて。
顔が丸く変化してきた今日この頃。私の壮絶なる努力、言い方を変えるなら無作為な暴飲暴食によって、着実に太ってきたような気がする。
やった!これで私も巨乳タレントへの道に一歩近づいたってことだわ~。でも油断は禁物。真っ当なプレイメイトとしてゴージャスな女になるにはまだまだ先が長い。
繁殖力は旺盛よ。
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イノセント・ガーデン

なんという影像美だろう。『イノセント・ガーデン』の世界に入る者は、不思議な陶酔感に包まれる。

『オールド・ボーイ』や『渇き』などの名作で知られるパク・チャヌク監督は、凄いものを作った。
8年もの歳月をかけて練られたという脚本は意外な人物が書いている。デット・フォークと名乗った男は、実はウェントワース・ミラー。あの人気TVシリーズ『プリズン・ブレイク』の主演俳優だ。俳優が書いた脚本という先入観を恐れ、愛犬からとった筆名を使ったという。
この脚本を映画化するにあたり、多くの著名監督が名乗りを上げたが、プロデューサー、マイケル・コスティガンが選んだのは韓国のパク・チャヌクだった。これは大当りだ。斬新で芸術性の高いパク・チャヌク作品、映画好きなひとなら深く頷くだろう。
ストーリーはここで触れたくない。是非とも劇場で味わって頂けたらと思う。lukiメガネ的に少し紹介するなら、クリームイエローのワンピース、教会用の靴からハイヒールへ、グリーンの壁なんかがポイント。とってもフェチな匂い。シャワーを浴びるミアの背中は哀しくも別の感覚で震えていた。暴力と官能は表裏一体だ。
5月31日から全国ロードショー。
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