びびった午後

川原から帰宅。自宅の弱小畑に支柱を立てる。川原で竹を数本拾ってきたから。
そのあと部屋の掃除をして、ベランダの植物に水をあげる。
任務終了しシャワーを浴びる。ビールでも飲もうかと、冷蔵庫開けたときにふと思う。携帯電話はどこかなと。
ない。シャワー浴びる前に着てたトレーニングウエアのポケットを探ってもない。「落ち着け、私」と焦りながら探す。家電で携帯にかけてみるが、ブルブルする気配なし。ヤバい。頭の中では警察に出かけ書類を書く自分の姿が浮かぶ。家電で携帯電話会社に電話して、停止手続きをして代わりのものを借りて拾得されるのを待つか、買ったばかりなのに、何人に連絡しなきゃいけないんだろう・・・と一気にブルーになった。というかずっと鬱だし、輪をかけるように暗くなる。
でも諦める前にまだ探そうと足取りを逆に行くことにした。
川原まで戻る。そこでブログの記事をアップしたから、その時点ではあったはず。死にたい気分なのに、天気はよくて日焼けしそうでむかつく。
そして道のりをたどり竹林へ。あった。黒くて薄っぺらいやつが落ちていた。日光の熱を吸収して熱くなっている。よくあったなと少し嬉しくなる。まあ、こんなとこ誰も通らないからそのままだったのだろう。
使い勝手がわからず、あまり好きではなかった電話だが、意味不明な愛着心が沸く。
ちょっと落ち着いたのでDVDを観る。

私の本棚。映画の資料と酒瓶ばかり。
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これはなんだ

こんなものがあった。

近くの竹林に切った残骸がある。川原に住んでるひとが作ったようだけど、何に使うものなのだろう。儀式?怪しい。
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てんとう虫

川原にてんとう虫がいた。

かわいい。
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