なんで走るか
私はよく痩せの大食い扱いされる。別にいいけど。出されたものは美味しそうに食べるとか、残さないとかは基本的マナーだと思う。
私を大食い扱いするひとは「私なんか水飲んでも太っちゃうのに」と炭水化物を半分残したり、揚げ物の衣を外したりしてる。あなたが言うようなミラクル水がもしあるなら、難民の子供に分けてあげてくださいと言いたくなる。
体育会系の筋肉馬鹿に見られたくないので絶対口にしないけど、走ればいいのにと思う。心拍数を安全に上げることを常に取り入れると、体力が底上げされる。心がどうとかセンシティブなこといったって、結局は脳の働き具合だし。癌細胞を攻撃して日々治してるのも自分の細胞だ。基礎体力は高い方がいろいろお得だ。
走るのは一番お手軽だ。お金もかからないし、歩くより早く終わる。苦しいのは嫌だと聞くけど、それは苦しく走ってるからだ。マラソン選手をイメージして走ったら、そりゃ苦しいだろう。完全文化系の私は苦しいのなんかもってのほかだから、ダラダラ走る。携帯でインターネットしたり、メールしながら。時間だけ見てて決めた分数だけ走り続けるだけ。もはや運動ではない。
あまりにトレーニング感が薄いので、たまにアスリートの気分にも浸りたくなる。そういうときだけ10mくらい全速力を入れてみたり、後ろ向きにしてみたりするが、すぐ面倒臭くなってダラダラ走りに戻る。
しかしこんな程度のものでも効果は絶大だ、きっと。血液検査で異常はない。
睡眠や呼吸が大事なものの一番だったら、食べることや走ることが次にくる。綺麗になるとか若返るとか以前の生命維持の基礎部分なのだ。美容とかサプリとか、なんとかフードとか、もっと普通をクリアしなきゃ言っちゃいかんことだと私は自らに律したい。
写真は葱っぽい植物の花。