健全な身体に不健全な魂を宿して~富士五湖まで84日

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こんにちは。
日曜恒例のロングラン、無事に終了しました。

本日のメニューはレースペースで40km!
2.195km足りないけど、ほぼフルマラソン。
ウルトラの恐さがだんだんと迫ってきました。大丈夫でしょうか、私。

ウルトラのペースはフルマラソンよりは遅く設定します。だって倍以上の距離を走るわけですから。
私は1kmあたり6分で走れたらいいなと思ってます。
でもトイレや信号や坂道やエイドなどで止まることを考えると、もう少し速めの設定にしとくと良いような気がして、一応5分45秒くらいにしました。

今日は平均ペースが5分57秒でした。
全行程は3時間58秒です。
ぎりぎりって感じです。

走ってる最中は5kmをそれぞれ30分以内でいけるように調整してます。

でも40kmという距離はやはり長い。
スコット・ジュレクは「フルマラソンなんて準備運動みたいなもの」
と言ってましたが、私がその域に行けるにはまだまだかかりそうです。

そういえば先週も今週も同じおじさんに会いました。
先週は多摩川上流に向かって走ってるときに、後ろから足音が聞こえしばらく付いて来て、途中で抜いて私の前にきました。
同じようなペースなのか、それほど違和感ない走りができたので15分くらい付いて行きました。
私はその後トイレに寄って、おじさんとはお別れです。といっても言葉などは交わしません。
ランナー同士はそんなものです。

そして今日は府中の郵便局近くで引き換えし、ダムみたいなとこ辺りで後ろから付いてきている音がします。
なんか近いなと思ってましたが、私はちょうど25kmラップ前だったので振り返る余裕もなく走ってました。
25km地点を無事に通り過ぎたので、補給の塩羊羹をポケットから出しました。
そういうときは少しペースが落ちます。

すると後ろに付いてきたランナーが抜いて前にきました。
あ、またあのオッサン!
でもお互いにちょうど良いペースだと認識している感じ。
前に出たおじさんも私に合わせて何か補給してました。
しばらく数メートル空けて付いて行きましたが、道が混んできてランナーだらけになって、そのうちおじさんは何処かへ消えて行きました。

また何処かで会いそうです。お友達にはなりませんが、走りやすいペースのひとが前にいると助かります。きっとあのオッサンもそう思ってるでしょう。

走り終わったら鳥が空にいました。
雲と鳥がいい感じです。

本日の補給もバッチリでした。
30分置きに一口サイズの補給を30km地点分まで用意しました。
それ以降摂っても吸収されるのは走り終わった後になりそうで、前半中心です。
スコーンとベジボール、塩羊羹です。
スコーンはカシューナッツとココナッツミルク入り。ベジボールはスピルリナ入りグリーンカレー味。塩羊羹は甘くてヌルっとしてます。
給水はアサイージュースとライスミルクのブレンド。少し塩も投入。
アミノ酸サプリは3粒を時間差で入れました。

40km走って消費したのは1,992kcal。
補給品で全てはまかなえないです。
身体の脂肪さんに頑張ってもらいました。
シャワー後に体重計乗ると体脂肪は9%。前はロングの後に7%まで落ちてしまってたので、いい感じです。

美しき諍い女

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ジャック・リヴェット監督が亡くなったそうです。

ヌーヴェル・ヴァーグの中心人物ですが、ゴダールやトリフォーのようには日本ではあまり知られてないよう。

『美しき諍い女』が好きでした。
バルザック原作の物語を美しく象徴的に描いた作品で、私の中ではザ・フランス映画。
エマニュエル・ベアールが可愛くてヌードも息を呑むほど綺麗で、ミシェル・ピコリはこの頃からずっとおじいさんで、ジェーン・バーキンの痩せた身体もセクシーで、レモネードがおいしそうだし、ブロカントなインテリアとか夏らしいプリントのドレスも、なんかとても素敵な世界でした。

こういうテイストの作品は今の忙しい時代には合わないのかもしれないけど、ずっと心の中に大事にしまって置きたいものです。

監督のご冥福をお祈りします。

ビフォー・アフター

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こんにちは。激しく寒い日です。

私は常日頃、着るものなどどうでもいいと考えてまして、スタジオ仕事や試写会など毎度同じジーパンやセーターでまかなっております。
衣装じゃあるまいし作業着じゃん、という女にはあるまじき姿勢を貫いてます。

しかし部屋着には割とこだわります。
オーガニックコットンの白ワンピとか薄いピンクモヘアのローブとかお洒落系ヨガウエアなど愛用してます。

コンセプトと致しましては、
"いつ押し倒されても恥ずかしくない格好"!
だってここ一番の肝心なときに、ヒートテックやら擦り切れたフリースとか悲し過ぎます。
私の場合、肝心なとき自体がない、という悲しさですが。

何はともあれ万が一ですよ、イケメンが突然家を訪ねてくるとして・・・、
ツッコミはスルーです。
想定外の状況だって死ぬまでにあるかもしれないじゃないですか。妄想は自由です。民主主義ですから、日本は一応。どんな思想を持とうとも非国民とは呼ばせません。

で、ジョニー・デップとかマッツ・ミケルセンとかエディ・レッドメインみたいなイケメンが、花束を持って玄関をピンポンと鳴らすわけです。
そうしたときに変な服着てたらどうしますか。一生の不覚です。
ドア越しに、
「ちょっと待ってね。シャワーから上がったとこだから」
と物憂げな声を作り時間稼ぎしたとしても、せいぜい5分でしょう。その5分は軽いメークや部屋の簡単な片付けに使いたいとこです。
古ボケたフリースコーデから、さりげないセクシー部屋着に5分で変身するのは至難の業です。

なので私はいつも想定外の事態に備えているのです。危機管理はバッチリということです。

だけど、今日の寒さは尋常じゃありません。部屋の中でも息が白い。暖房付けてるのに。
危機管理バッチリな私としては、この冬初めての、
"今は押し倒されたくない格好"
になってしまいました。
オーガニックコットンのヨガパンツから、極寒ランニング用のアディダスパンツに変わりました。綿入りでモコモコしてます。ダウンではありません。
暖かいです。スポーツウエアの機能性は素晴らしい。

部屋でスポーツウエアなんて本来ありえません。
だが風邪ひくよりは良かろう。背に腹はかえられぬ。

さあ、暖かくなったことだし原稿書きに励みます。

どうぞ皆様よい週末を!

大本命!

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おはようございます。

朝一で試写会にやってまいりました。
今から観るのは『スポットライト 世紀のスクープ』です。
数十人もの神父による児童への性的虐待をスクープした実際のお話が基になっています。
アカデミー賞の有力候補になっている作品です。

そしてこの前観た『ディーパンの闘い』。凄い作品でした。
内戦下のスリランカを逃れ、赤の他人の女性と少女と偽家族になってフランスへ入国するお話。主人公の元兵士ディーパンを演じるのは、本当に兵士だった過去を持つアントニーターサン・ジェスターサン。とても魅力的な俳優さんでした。
彼ら"家族"はその後、パリの荒んだ団地の管理人の職を得るのですが、そこは麻薬組織の下請けをする若い不良たちのアジトにもなっています。平和を求めて出国した彼らに安心はなかなか訪れません。
移民問題からテロに揺れる現在の状況を、預言していたかのような作品です。しかもこれはパリのあの惨劇前に製作されています。
監督はジャック・オディアール。さすがです。感動しました。カンヌでパル厶ドールとうのも深く頷けます。

グリーンピタサンドイッチ

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スタジオで作曲中です。
今日のお昼ごはんはまたまたピタサンド。

中身は野菜と豆のグリーンベジボール。
グリーンカレーペーストとスピルリナパウダーで恐ろしい色になりました!
食べてもしすぐ吐けばエクソシストです。
味はタイでヘブンな気分。

午後も頑張ります。