2016年1月30日 16:44
カテゴリー: 映画
ジャック・リヴェット監督が亡くなったそうです。
ヌーヴェル・ヴァーグの中心人物ですが、ゴダールやトリフォーのようには日本ではあまり知られてないよう。
『美しき諍い女』が好きでした。
バルザック原作の物語を美しく象徴的に描いた作品で、私の中ではザ・フランス映画。
エマニュエル・ベアールが可愛くてヌードも息を呑むほど綺麗で、ミシェル・ピコリはこの頃からずっとおじいさんで、ジェーン・バーキンの痩せた身体もセクシーで、レモネードがおいしそうだし、ブロカントなインテリアとか夏らしいプリントのドレスも、なんかとても素敵な世界でした。
こういうテイストの作品は今の忙しい時代には合わないのかもしれないけど、ずっと心の中に大事にしまって置きたいものです。
監督のご冥福をお祈りします。
2016年1月30日 13:58
カテゴリー: 日記
こんにちは。激しく寒い日です。
私は常日頃、着るものなどどうでもいいと考えてまして、スタジオ仕事や試写会など毎度同じジーパンやセーターでまかなっております。
衣装じゃあるまいし作業着じゃん、という女にはあるまじき姿勢を貫いてます。
しかし部屋着には割とこだわります。
オーガニックコットンの白ワンピとか薄いピンクモヘアのローブとかお洒落系ヨガウエアなど愛用してます。
コンセプトと致しましては、
"いつ押し倒されても恥ずかしくない格好"!
だってここ一番の肝心なときに、ヒートテックやら擦り切れたフリースとか悲し過ぎます。
私の場合、肝心なとき自体がない、という悲しさですが。
何はともあれ万が一ですよ、イケメンが突然家を訪ねてくるとして・・・、
ツッコミはスルーです。
想定外の状況だって死ぬまでにあるかもしれないじゃないですか。妄想は自由です。民主主義ですから、日本は一応。どんな思想を持とうとも非国民とは呼ばせません。
で、ジョニー・デップとかマッツ・ミケルセンとかエディ・レッドメインみたいなイケメンが、花束を持って玄関をピンポンと鳴らすわけです。
そうしたときに変な服着てたらどうしますか。一生の不覚です。
ドア越しに、
「ちょっと待ってね。シャワーから上がったとこだから」
と物憂げな声を作り時間稼ぎしたとしても、せいぜい5分でしょう。その5分は軽いメークや部屋の簡単な片付けに使いたいとこです。
古ボケたフリースコーデから、さりげないセクシー部屋着に5分で変身するのは至難の業です。
なので私はいつも想定外の事態に備えているのです。危機管理はバッチリということです。
だけど、今日の寒さは尋常じゃありません。部屋の中でも息が白い。暖房付けてるのに。
危機管理バッチリな私としては、この冬初めての、
"今は押し倒されたくない格好"
になってしまいました。
オーガニックコットンのヨガパンツから、極寒ランニング用のアディダスパンツに変わりました。綿入りでモコモコしてます。ダウンではありません。
暖かいです。スポーツウエアの機能性は素晴らしい。
部屋でスポーツウエアなんて本来ありえません。
だが風邪ひくよりは良かろう。背に腹はかえられぬ。
さあ、暖かくなったことだし原稿書きに励みます。
どうぞ皆様よい週末を!