ビフォー・アフター

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こんにちは。激しく寒い日です。

私は常日頃、着るものなどどうでもいいと考えてまして、スタジオ仕事や試写会など毎度同じジーパンやセーターでまかなっております。
衣装じゃあるまいし作業着じゃん、という女にはあるまじき姿勢を貫いてます。

しかし部屋着には割とこだわります。
オーガニックコットンの白ワンピとか薄いピンクモヘアのローブとかお洒落系ヨガウエアなど愛用してます。

コンセプトと致しましては、
"いつ押し倒されても恥ずかしくない格好"!
だってここ一番の肝心なときに、ヒートテックやら擦り切れたフリースとか悲し過ぎます。
私の場合、肝心なとき自体がない、という悲しさですが。

何はともあれ万が一ですよ、イケメンが突然家を訪ねてくるとして・・・、
ツッコミはスルーです。
想定外の状況だって死ぬまでにあるかもしれないじゃないですか。妄想は自由です。民主主義ですから、日本は一応。どんな思想を持とうとも非国民とは呼ばせません。

で、ジョニー・デップとかマッツ・ミケルセンとかエディ・レッドメインみたいなイケメンが、花束を持って玄関をピンポンと鳴らすわけです。
そうしたときに変な服着てたらどうしますか。一生の不覚です。
ドア越しに、
「ちょっと待ってね。シャワーから上がったとこだから」
と物憂げな声を作り時間稼ぎしたとしても、せいぜい5分でしょう。その5分は軽いメークや部屋の簡単な片付けに使いたいとこです。
古ボケたフリースコーデから、さりげないセクシー部屋着に5分で変身するのは至難の業です。

なので私はいつも想定外の事態に備えているのです。危機管理はバッチリということです。

だけど、今日の寒さは尋常じゃありません。部屋の中でも息が白い。暖房付けてるのに。
危機管理バッチリな私としては、この冬初めての、
"今は押し倒されたくない格好"
になってしまいました。
オーガニックコットンのヨガパンツから、極寒ランニング用のアディダスパンツに変わりました。綿入りでモコモコしてます。ダウンではありません。
暖かいです。スポーツウエアの機能性は素晴らしい。

部屋でスポーツウエアなんて本来ありえません。
だが風邪ひくよりは良かろう。背に腹はかえられぬ。

さあ、暖かくなったことだし原稿書きに励みます。

どうぞ皆様よい週末を!