終戦のエンペラー

一応アメリカ映画ということになっているが、ほとんど日本映画。
原作もプロデューサーも日本人。出演者は英語をしゃべる。
終戦直後の日本が舞台。トミー・リー・ジョーンズがマッカーサーをやっている。マシュー・フォックスが日本贔屓のアメリカ人役で、ひたすら奮闘する。昭和天皇の戦争責任はどうなるのか、罪を負わせたら国民がクーデター起こすぞ!と頑張る話。
日本人の心理を読み解く様子を不思議な思いで観た。天皇を神と仰ぎ、個よりも群れを優先して、感情を出さず察することに重きを置く。確かにこんな時代だったのだろう。感動的な作品だった。
しかし、なんでプログラムがこんなに大きいの!バッグに入りません。日本人は大きいのが好きだ。デカイ音の音楽が偉いとされるし、デカイ画面が偉いとされる。
洗練というものをそろそろ学んだ方がいいのではないだろうか。
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クロワッサンで朝食を

ジャンヌ・モローといえば『死刑台のエレベーター』だ。『突然炎のごとく』かもしれない。他にも沢山出てる。
私は『ニキータ』で初めてジャンヌ・モローをリアルタイムで観た気がする。ダミ声に近いような低い声、独特のエレガンス。ニキータに化粧を教える彼女は闇の女王のようで、フランスの女って凄いなと思った。子供ながら。
彼女の新作は公開中のこれ。

『クロワッサンで朝食を』。女受けを狙ったような邦題。85歳のジャンヌ・モローはお金持ちの気難しいおばあさんフリーダを演じている。
同郷エストニアの家政婦を愛人からあてがわれイライラする。プライドの高いパリジェンヌのフリーダも誰かの助けがなければ生活できない年齢になったのだ。クロワッサンに紅茶の朝食にはこだわりがある。スーパーマーケットの安物では満足できない。家政婦とも揉めてばかりだ。
しかし家政婦アンヌも複雑な境遇をたどってきた女だった。駄目な夫と離婚し、年老いた母を死ぬまで面倒みて、やっと自分の人生を考えられるようになったとこだ。憧れのパリでの仕事が見つかりやってきたのだ。
このふたりの女がどう縁を繋いで行くのか、肉体の愛ではなくなりつつある愛人との関係はどう変化して行くのか。老化と尊厳、嫉妬と憎しみなど女性なら誰でもぶち当たる問題だろう。
フリーダが家でもシャネルの服を着て、大振りのパールのネックレスをしてるのは迫力があった。アンヌにトレンチコートをプレゼントするのは、パリジェンヌの美しきプライドに見えた。
それにしてもジャンヌ・モローは凄い。このひとは死ぬまで女なのだろう。
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練乳コーヒーゼリー

リハーサルが早く終わったので、たまっている試写を見ることにする。
サンマルクカフェで一息つく。練乳コーヒーゼリーがおいしい。
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リハーサルだ!2

ひとが集まってきたよ。

準備してる。私はボワ~ン。
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リハーサルだ!

12時からフェスのリハーサル。

みんなの到着を待つ私。ぽつ~ん。
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