終戦のエンペラー

一応アメリカ映画ということになっているが、ほとんど日本映画。
原作もプロデューサーも日本人。出演者は英語をしゃべる。
終戦直後の日本が舞台。トミー・リー・ジョーンズがマッカーサーをやっている。マシュー・フォックスが日本贔屓のアメリカ人役で、ひたすら奮闘する。昭和天皇の戦争責任はどうなるのか、罪を負わせたら国民がクーデター起こすぞ!と頑張る話。
日本人の心理を読み解く様子を不思議な思いで観た。天皇を神と仰ぎ、個よりも群れを優先して、感情を出さず察することに重きを置く。確かにこんな時代だったのだろう。感動的な作品だった。
しかし、なんでプログラムがこんなに大きいの!バッグに入りません。日本人は大きいのが好きだ。デカイ音の音楽が偉いとされるし、デカイ画面が偉いとされる。
洗練というものをそろそろ学んだ方がいいのではないだろうか。
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