2016年4月23日 20:33
カテゴリー: 日記
やってきました。
新宿のバス乗り場は参加者の列がすごいことになってました。
ぞろぞろと何台ものバスに乗り込み現地に向かいます。
2時間ほどで到着し前夜祭。
同じテーブルのおじ様たちはピッチャービアを何杯も激飲みしてました。
明日は大丈夫かなと心配してしまいます。
宿はさびれた民宿です。
19時頃に入ったのですが、前夜祭スルーの相部屋の他の3人は既に寝てる!はやっ!
前夜祭参加のもう一人の女子と一緒にロビーで準備したりお風呂入りました。
だって部屋は真っ暗です。自分の布団探すのもデインジャラスな感じです。
どんな方々が同室なのかもわかりません。
とりあえず急いで荷物を片付け布団に行き着きました。
なのでもう就寝です。
ただ今20時30分。暗闇から失礼しました。
写真は前夜祭会場です。
2016年4月23日 11:46
カテゴリー: 映画
新作映画は面白いものが沢山です。
まず『ひそひそ星』。これは園子音監督の異色作品。SFのようなテイストですが怖い寓話性もあり、ちょっとタルコフスキーっぽさも感じました。プライベートのパートナーである鈴木祥子さんが主役のアンドロイドで、昭和レトロな宇宙船に乗って宅配の仕事をしている、という話。出てくるひとが皆、ひそひそ声で話すのが面白いです。
『シチズンフォー スノーデンの暴露』はなかなか衝撃的なドキュメンタリーでした。国家安全保障局が米国民の膨大な通信データを秘密裏に収集している、という事実の暴露をした元CIA職員のスノーデン。その告発の経緯を逐一追って映像化のが本作。託されたジャーナリストとの関係、緊迫した状況なとが見られます。スノーデンはロシア亡命中でしょうが、こんな映像をよく無事に残せたなと思います。それにしても個人情報が国家に全て知られているというのは怖いです。SNSやらアマゾンでの買い物、銀行預金、電車のカードの自動引き落としなどで、誰がどこでいつ何をしていたかわかるとのこと。なるほど恐ろしい。
『裸足の季節』はトルコの女性監督が撮った力作です。女性が虐げられているトルコ社会への抵抗を力強く描いています。でもこの作品の目についてしまうところは、主役の女の子5人になってしまうのは必然。意図したところかそうでないのかは不明です。綺麗で可愛く立ち向かう彼女たちの姿が全てに思えました。同じ女としてみると応援したくなります。でも違う視点から見るひともきっといるだろうなと思いました。欲情をそそるものになってしまったら悲しいです。
『レジェンド 狂気の美学』はトム・ハーディが二役主演のギャングもの。伝説の双子ギャングの栄光と破滅を描いた実録クライ厶・サスペンスです。見所はトム・ハーディ、なんでもやるなって感じです。私は彼の一人芝居『オン・ザ・ハイウェイ その夜86分』が好きでレビューも書かせて頂いたのですが、これはある意味、彼の挑戦系のひとつなのかも。『レヴェナント』とか『マッドマックス』なんかとはまた違う役者魂を発揮する作品だったかと思います。
『ロイヤル・ナイト 英国王女の外出』は若き日のエリザベス女王が生涯で初めての自由時間を過ごすというもの。
現代版『ローマの休日』って感じでしょうか。私はそっち系が苦手なのであまり詳しくないのですが、プリンセスとか偉いひとが身分を隠しながら下々の民衆と戯れるというストーリーは人気があるようです。明かす瞬間はまるで水戸黄門ですから、それは気持ちいいです。普通に安心して楽しめた作品でした。
『海よりもまだ深く』は是枝裕和監督の新作。阿部寛さんが主演のホームドラマです。樹木希林さんや小林聡美さんなどが出てきて、リアルっぽさを追求してるのかなと思いました。団地の人間関係なんかの描写が面白かったです。
『エクス・マキナ』はアカデミー賞で視覚効果賞を受賞した作品。人口知能を持った美しいロボットにアリシア・ヴォキャンデルが扮してます。スタイリッシュなビジュアルは確かにかっこよくSFスリラーとしてもよく出来ています。女の裸ばかり出てくる(一応ロボットということになっている)のはサービスなのか、少し引きました。
『教授のおかしな妄想殺人』はウディ・アレンの新作。ここ最近のアレン作の中では突出した出来のように感じました。なにしろ彼独特の不条理もの(しばらく顔を見せていなかった)だし、相変わらず病んでるなと思わせてくれました。ホアキン・フェニックスがデブの中年哲学者になってました。
『トリプル9 裏切りのコード』は予測不可能な裏切りと暴力が渦巻くクライ厶・アクション。『欲望のバージニア』のジョン・ヒルコート監督作品です。ケイト・ウィンスレットがロシア系悪女になっていて意外な面白さです。誰が悪人で誰が善人なのか最後までわからない不思議さです。
『ブルックリン』はとても評価の高い作品。シアーシャ・ローナンが主演です。アイルランドから米国へ渡る女性の葛藤と成長を描いていて、引き付けられるものでした。
私の映画鑑賞はこんなラインナップでした。
来週もいい作品と出会えますように。