カウリスマキのような日曜

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こんにちは。

今朝は恒例ロングランでした。24キロ行きました。
途中で写真も撮りました。なんかフィンランドっぽいです。

日曜は多摩川を上流へ向かうコースです。でも今日は数メートル高台にある土手ではなく川に近い道を選んで進みました。
というのは狛江辺りの川沿いの雰囲気がとても素敵だったから。
折り返して帰路ランでは何度か通ったことがあります。同じ川沿いでも場所によって随分違うものです。
そんなことを行きの元気な内に思い出して進んでみました。
やはりとても素敵です。木や草の佇まいが絵本のようです。
もっと寒くなって雪が降っても美しくなりそうです。

でも根がサバイバルな私はひとりキャンプができないものかと思案しました。
走って行ける距離ならなにかと安心だし、テント張ったり蝋燭の明かりで夜を過ごすのもロマンチックに違いないです。

しかし早速立て看板がありました。キャンプ禁止(テントのイラスト)、サバイバル禁止(ライフルのイラスト)の注意書きです。
やはり同じことを考えて実行するひとがいたのでしょう。
ゴミを残さなず、土地を絶対に荒らさないとか、住み着かないとかだったら良さそうだけど。
土手からこの辺りを眺めていると、夏は近所の方々のバーベキュー場所になってるし、春秋は子供連れの数家族でテーブル出してたりするのを目撃します。
ご近所の方は庭みたいな感覚で大切にされているのでしょう。

私も週1では通りかかっておりますので、いつかお仲間に入れて欲しいものです。

発酵癖が止まらない

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家で作詞作業中です。

こういうときは料理も同時進行で出来るので助かります。

キノコ栽培から始まったのですが、玄米ヨーグルト、ぬか漬け、ベジタリアンキムチなど発酵ものに最近はハマってます。
今日はパンにまで行ってしまいました。
神の領域と思っていた天然酵母、意外に凡人でも出来るようです。

とはいっても干し葡萄やりんごの皮などから酵母作りをしたわけではありません。
市販の白神こだま酵母というのを使いました。
なんでもこれは天然記念物の森の木がどうのこうのな酵母です。歴史やその成り立ちの感動も味わうべきですが、せっかちな私はとりあえず作ってしまえ!とやってみました。

ホームベーカリーなどといういまどきなものを買う気がさらさらない為、超アナログな作り方です。
酵母を粉に混ぜ35度を保てばいいわけね、要するにそういうことでしょ、と土鍋に湯を張りビニールで浮かせて発酵させてみました。

簡単に発酵し焼き上がりました。
普通に美味しいです。完成は4個です。
ひとつは自宅にいらした母のお客様のツマミに提供しました。
自作ベジチーズも添えましたが喜んでいただけたかは不明です。

難点は粉の量に対する出来上がり量がこんなもんかということ。
あっという間に食してしまうものにしてはコストがかかるかも。
オーガニックの粉を購入して、重さに堪え運んできても、一瞬にしてお腹へ消えそうです。

薄力粉のスコーンやトルティーヤなんかは好き勝手に混ぜ込むものを増やし(違う粉やバナナやナッツなど安いもの)、意外にたくさん出来上がります。
パンは私にとって未知なものなので、どれだけ異質なものを混ぜ込めるのかわかりません。
経済的なバランスがよくなるようにぼちぼちやってみます。

迫力のひと

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こんにちは。
家の庭の一角に私の弱小畑があります。
畑とは名ばかりの放置空地のようです。
でも私だけはどこに何があるかわかっています。

こんな迫力あるひとも遊びにきてました。
カマキリさんはいい虫です。
害虫を食べてくれます。子供産んで長く居てほしいものです。

そういえば昨日のベジタリアンチーズの記事ですが、ひとつ忘れてました。
柑橘系の果汁も少し入れます。
それがチーズっぽい酸味を出すので必至です。
失礼しました。

ベジチーズ

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こんにちは。
昨日作ったものです。

ベジチーズパスタです。
すっごく上手く出来てしまいました。私、天才かと勘違いしそうです。

ベジタリアン生活が続いてまして、調子いいです。
先日はなんか自分の身体がウザいって感じがしました。お酒飲んでダルくなってるような感覚です。
そこでふと思い出したら、その日はロングランをしていたのです。25キロ超えでバリバリ走った後だったのです。
通常そんなときは筋肉痛や関節の違和感など疲労がはっきり出るはずです。
なのに走ったことさえ忘れるほどで、なんか身体ウザい程度だったのが驚きです。
変えたことは食生活だけなので、きっと私には合っていたようです。

そんな植物食いで、若干の心残りといえば・・・、肉魚には何の思いもなく楽々クリア、出汁は昆布や切り干し大根やキノコの乾物で問題ないです。
卵も大丈夫でした。
少し気になっていた乳製品ではヨーグルトは玄米と豆乳で作れるのでOK、ミルクはアーモンドやヘンプで作ると牛乳より美味しいことを発見しました。
一番の難関はチーズだったのです。
あの独特の風味を出すのは植物では難しいです。凄い好きだったし。

でも今回やりました!
このベジチーズソースは動物性に引けをとらないどころか、もっとイケる感じです。
内容の主成分は絹ごし豆腐半丁に酒粕一枚半、白味噌小さじ3です。
水分でアーモンドミルク、駄目押しでニュートリショナルイースト、粉末ベジストックも足してますが、主成分と水だけでもイケそうです。ミキサーでガーッとさせて完成。
この分量で3、4回分のパスタソースになります。

昨日はニンニクと長ネギ干したキノコ、レンコンなんかの白っぽい材料で調理しました。パスタの茹で汁で薄めたらまるでコッテリ系のチーズパスタです。
しかもほぼオイルフリー。
味はチーズそのものです。豆腐は存在を消してます。酒粕効果恐るべし。

ベジタリアン生活に重要な無精製穀類ですが、実は全粒粉パスタはあまり美味しくないのです。コシも匂いもイマイチでよほど十割蕎麦の方がいいです。醤油とか大根おろしが合ってしまいそうな・・・
イタリアンにならないんです。

でもこのレシピだと全粒粉パスタの癖も気にならなくなりました。
バターや生クリームたっぷりの北イタリア料理みたいです。
こういうの出来たらベジタリアン生活も恐いものなしです。

寒い木曜日

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 おはようございます。
雨降ってるのでランは休み。
本日と明日はまたまた作曲の日です。
できた歌詞も試してみようと思います。

昨日は朝45分ランの後、シャワーしてすぐ出かけました。
9時半には東銀座に着いていたかったのです。
それで観たのは『フランス組曲』。
アウシュヴィッツで亡くなったイレーネ・ネミロフスキーの執念の遺作が映画化されたものです。
とってもよかった!
1940年、ドイツ支配下にあったフランスの田舎町が舞台で禁断の愛が描かれます。私的な面白ポイントは『イングリッシュ・ペイシェント』のクリスティン・トーマス。彼女はかつて戦争ラブロマンスのヒロインだったのに、今回は口うるさいババアです。ヒロインに何かとツッコミ入れる役でした。

これを観た後は歩いて京橋へ。『消えた声が、その名を呼ぶ』を観る為です。
ファティ・アキン監督の新作で絶対押さえておきたいものでした。
アルメニア人の鍛冶職人ナザレットの悲運の物語です。移動距離がハンパない!地球半周、8年分の壮絶な旅です。
主演のタハール・ラヒムが最高です。彼は『預言者』から注目された役者ですが、年々パワーアップしてます。
フランス出身ですがアラブ顔なのでそっち系なものに駆り出されます。すっかりメジャー感あるひとになってました。次世代のジョージ・クルーニーになるかも。

そして駆け足でまた移動して『シーズンズ 2万年の地球旅行』を観ました。
『オーシャンズ』に続くネイチャードキュメンタリーといったものです。今回も迫力映像に感動します。狼が犬の祖先で猪が豚の祖先、なんて経過もわかったりして面白かったです。

試写会はこれくらいにして帰宅後はテレビの映画チャンネルで『リンカーン弁護士』を観てマシュー・マコノヒーに浸り、夜中はDVDで白黒映画『ニノチカ』を観てグレダ・ガルボの美しさを堪能しました。

さすがに目が疲れました。
今日も頑張ります。