予想

ベネディクト・カンバーバッチに男優賞、およびエニグマは作品賞と予想。
フォックス・キャッチャーがどこまで食い込むか、これも強力です。

エマニュエル・ルベツキさま!

美術賞は『グランド・ブタペスト・ホテル』でした。今回のビジュアルセンス勝負において、ウェス・アンダーソンの右に出るものはいないようです。

そして、撮影賞は『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』です
監督は『バベル』のアレハンドロ・G・イニャリトゥです。私には高尚過ぎて少し得意ではない監督さんです。しかし撮影はなんと『ゼログラビティ』のエマニュエル・ルベツキです。
あの迫力映像により、コメディ系ヒューマンドラマを別の世界へ持っていったのかもしれません。

これはほんとに凄かった

視覚効果賞は『インターステラー』でした。実はこれ観てません。観てくださいとも言われなくてサボってました。メジャーなのも観たいなぁとは思ってたのですが。勉強します。

短編アニメーション賞は『愛犬とごちそう』。これ、実はアニメーションの中で私のイチ押しでした。とってもよくできてるんです。犬目線の人間の様子です。食べ物で飼い主の心の状態もはかれるもので、可愛いくてウルっときました。

そして長編アニメーション賞は『ベイマックス』です。アナ雪後のディズニー作品として、落ち度のない出来でした。ちなみに『愛犬とごちそう』はこれの前座というか同時上映でした。

アリソン・デュボアが!

助演女優賞は『6才のボクが、大人になるまで』のパトリシア・アークエットでした。
この作品は実際に何年にも渡り一家族を追ったものです。しかしドキュメンタリーではなく、同じ役者さんを使い数年毎に撮り続けたもので、実験的で時間の流れをうまく使った意欲作でした。

パトリシア・アークエットはお母さん役で、若い姿から老けて太って行く様子まで晒してます。女優魂ハンパないです。

でも私のパトリシア・アークエットの思い出はアメリカンドラマの『ミディアム・霊能者アリソン・デュボア』です(笑)なにげに名作なんです。ここでも若く綺麗な奥様、小さな子供のママから、中年太りに突入し、病気にもなり年老いて亡くなるまで描かれました。

彼女は綺麗なのか、ナオミ・ワッツ系な演技派なのか、とても面白い存在の女優です。

音の凄いもの

続いて録音賞は『セッション』でした。さすがに音ものはこれでしょう。

音響編集賞は『アメリカン・スナイパー』です。クリント・イーストウッド作品です。ブラットリー・クーパーがまた頑張ってるやつです。軍好き、兵器マニアな方も満足されそうな作品です。音は緊迫感を出す重要なポイント。編集のうまさを感じる作品です。