美術賞は『グランド・ブタペスト・ホテル』でした。今回のビジュアルセンス勝負において、ウェス・アンダーソンの右に出るものはいないようです。 そして、撮影賞は『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』です 監督は『バベル』のアレハンドロ・G・イニャリトゥです。私には高尚過ぎて少し得意ではない監督さんです。しかし撮影はなんと『ゼログラビティ』のエマニュエル・ルベツキです。 あの迫力映像により、コメディ系ヒューマンドラマを別の世界へ持っていったのかもしれません。