マリーアントワネットに別れをつげて

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整理しきれてない半券がたくさん。
『マリーアントワネットに別れをつげて』も感想を控えてたひとつ。
これも微妙だった。なにげにビアンもの。
レア・セドゥーって『ルルドの泉』の太った看護師のひとって思ってた。人気あるらしい。ポスト、アンナ・カリーナだって。確かに三白眼で変な空気を醸し出すとこが似てる。
マリーアントワネットの愛人(女)がギロチンリストに載って、読書係の娘さんが身代わりになる話。読書係の娘さんもマリーアントワネットに密かな恋心を抱いていて・・・なんて感じ。
自由って素晴らしい。精神の自由。モラルの自由。表現の自由。レア・セドゥーの微妙な目付き。
私はまだ壊れていない!と叫びたくなる作品だった。

アルバート氏の人生

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領収書を整理してたら出てきた。
少し前に観た『アルバート氏の人生』の半券。
微妙な内容だったので感想は控えていた。
グレン・クローズが製作にも加わっている。『危険な情事』の怖いおねえさんやったひと。
それがオトコ化している。まだ女性の権利が確立してなかった頃のアイルランドが舞台。苛酷な時代を生きた女性の話、のつもりで観に行った。
でも、これってもしやビアン映画?と途中から気付く。性的なものではないけど、女性同士が愛に近いような関係になり将来も夢見る。ビアンものにはお約束の、絵に描ける如く軽薄な男が出てくる。
異性愛も同性愛も私は肯定する。もちろん。
けれど、『アルバート氏の人生』には、どっちかに振り切ってくれよと思ってしまった。時代に翻弄された女性の哀しさなのか、同性愛の難しさなのか。
非常に微妙な気分になった。

野生の部屋

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雪とみぞれの日。
寒いの嫌。苦手。
私と同じく寒いの苦手な植物を部屋に入れたら、すっかり野生の王国になってしまった。
夏の花が咲いている。蟻が歩きまわる。変な虫が飛んでる。
気にしない、気にしない。

マリーゴールド・ホテルで会いましょう

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『恋に落ちたシェークスピア』と同質の気持ちよさ。
インドの空気感が心地よかった。
ジュディ・デンチ恐るべし。泣いてしまった。