再び、逃れられない

luki オフィシャルブログ-130210_1054~01.jpg
朝のトレーニングをする為に公園に行ったら、また話好きおじさんに捕まる。
今日はランニング中におじさんと遭遇した。誰か違うおじさんとベンチに座り喋ってる真っ最中だった。っていうか、仕事はいいんすか?って感じだけど。話好きおじさんは公園を掃除するひとだったはず。
何はともあれ、お喋りのベクトルが違うひとに向かってるので良し!と密かにガッツポーズをとる。
簡単にスルーするつもりで、お喋りヒートアップ中のおじさんふたりの前を走り抜けようとした。が、「あ!おね~さん!おはよ~」と早々に捕まる。
「おはようございます。どーも、どーも」と走りながら逃げた。次は遭遇しないようにと、少しコースを変えて走る。
ランニング終わり、腹筋用ベンチがあるコーナーへ移動。先客がいたので近くでスクワットしたり肩をぐるぐる回しながら、ベンチが空くのを待つ。
数分で先客帰りベンチ空く。早速、腹筋や背筋など動かす。昨夜のバーレスクレッスンで結構使ったのか、少しで疲れてしまう。
柔軟体操やストレッチに変える。するとまた話好きおじさんが来た。一応、竹ぼうきを携えている。
どうかおじさんが掃除に専念してくれますように!と天に願う。しかし私の切なる祈りは届かず、おじさんは次のターゲットを見つけたとばかり、私の隣に立って喋り始めた。
「おね~さん、この間見かけたよ。ほら、○丁目の辺りにいたでしょ」とか「体やらかいね~、そういうのヨガっていうの?あっちのほら!こういう運動はできる?バランスが大事だよね~」とか「○○公園も行くの?○○の奥さんはここを10周走るって言ってたよ」とかエンドレス。
私は間抜けなストレッチのポーズのまま、ヘラヘラ笑い「ああ、そおですかぁ、へえ~、ホント暖かくなりましたね~、私は自己流なんですよぉ、いえいえ大したことありません。○○公園は最近行ってないですね~」などと何の生産性もない無意味な言葉を羅列する。おじさんのプライベートなどを尋ねたら100年くらい話を続けそうなので、会話としては失礼だが、一切の質問を交えず。
「では私はそろそろ」と立ち上がり逃げることにする。おじさんはアクセサリーと化した竹ぼうきをもてあそびながら、「もう帰っちゃうの!」とおっしゃる。
ええ、ええ、帰りますとも、あたしゃ帰りますよ、とは口に出さずヘラヘラ笑って退散した。
写真は公園にいた像。なんか今日の気分に合う。