母のウクレレ
8月の走行距離が216キロだった私です。
今朝も13キロ走る馬鹿さ加減に自らあきれます。
同居している母も、何かに凝ると馬鹿みたいに、のめり込む体質のようです。
目下ウクレレ馬鹿です。
一日中弾いてます。演歌やＣＭソング(ヨドバシカメラの曲やクリアアサヒの曲)など、およそ音楽的にはバラバラで意味不明なものをヘビーローテーションしてます。
聞いてくれ攻撃も著しく、夜疲れて帰宅した私に、ウクレレで
「ゲッゲッゲゲゲのゲ～！」
と鬼太郎で攻めてきます。
「ああ、凄いね」
と一応反応するように努力しております。
早朝には意気揚々と
「作詞作曲したんだけど、アドバイスはあるかしら？」
と私の部屋に来ます。
何を言ってるのかわからなくて、目ぼけた頭を起こしていると
「明るく楽しくみんなで歌いましょ～」
みたいな歌をウクレレで弾き語ってくれます。
面倒くさいと言いたい気持ちは97％くらいありますが、母が亡くなった後に、
「あのとき母の自作曲を馬鹿にしてしまった。なんていうことをしてしまっんだ」
と後悔しそうなので、
「いいと思うよ。メロも歌詞も直すところなし。パーフェクト！」
と言いました。
素晴らしい名曲だとは言わないところは、私の誠実な良心です。
今日はウクレレレッスンがあるらしく楽しそうです。
「雨だと嫌なのよね。湿気で音が変わっちゃうから」
とミュージシャンのようなことを言ってました。
写真は母曰く、
「音がイマイチの初心者向け」
なウクレレ。
お気に入りは持っていったようです。
