ミシェル・アザナヴィシウス新作

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次に観るのは『あの日の声を探して』です。『アーティスト』のミシェル・アザナヴィシウス監督の最新作です。

ロシアに侵攻された1999年のチェチェン、両親を目の前で殺され声を失った少年と、自分の無力さを絶望するEU職員、殺人兵器と化して行く青年らの物語です。

ヘビーそうで少し躊躇してましたが、気合い入れてやってきました。
『アーティスト』に引き続きベレニス・ベジョ、『キッズ・オールライト』などでアカデミー賞に何度もノミネートされた名優アネット・ベニングも出演しています。

ミケルセン新作

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震災の日ですね。
あの悪夢を今でも生々しく思い出します。
1日も早く完全に復興できることをお祈りします。

私はまた映画を観ています。
『悪党に粛清を』。邦題がイマイチですが、北欧の至宝、マッツ・ミケルセンが主演です。ウェスタン・ノワールで暗めの西部劇という感じでした。

私は随分前からミケルセン好きで、女子会の鉄板ネタ「どんな男子がタイプ?」では、ミケルセンだと言い写真を皆に見せます。

大抵の反応は鈍く
「ふ~ん。コレって、かっこいい?」とか「ジョージ・クルーニーとかの方がよくない?」
など意見されます。
わかってないなと思います。
ジョージさんは、たとえ中身を全部取り替えたとしても、かっこいい人種です。
あの容姿だけでも、とりあえずイケメンです。

しかしミケルセンは中身を替えたら、全く価値がないのです。ミケルセンがミケルセンではなくなってしまいます。

何の予備知識もない欧米人に、若かりし日の高倉健さんや吉永小百合さんの写真を見せ、
「これが日本の二枚目と美人である」
といっても、必ずしも同意を得られないだろうことと似ています。
でも映像で動くお二人を見せたら違うと思うのです。

ミケルセンも作品を観てみないと、かっこよさがわからないのです。
しかも、演技派であるとか知性があるとかの、中身が充実している不細工ではなく、あくまでも顔と身体勝負のイケメンなのです。

長々とすみません。言いたいことは、もっと彼の出演作品が日本でも広まって欲しいということでした。ハンニバルも普通に放映されたらいいなと思います。

ではまた後ほど!