ロシアのサロヤン

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次に観るもの、『ヴェラの祈り』。アンドレイ・ズビャギンツェフ監督作品。年末から公開される二本のうちの一本。
ヴェネツィアで金獅子賞だった『父、帰る』から2年のときを費やし準備されたという。
サロヤンの長編小説『どこかで笑っている』の映画化。ロシアであって無国籍のような表現を目指したそうだ。
コンスタンチン・ラヴロネンコがカンヌ映画祭の主演男優賞を受賞している。
渋そうな感じ。楽しみ。

まるでハリウッド

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今週初に観るもの、『チェイス!』。インド映画です。
『きっと、うまくいく』で注目を集めたアーミル・カーンが主演している。このひとはインド映画のスターだけど、欧米でもウケそうな容姿とスマートさがある。
本作はシカゴを舞台に、変形バイクが爆走するというエンターテイメント。天才マジシャンが登場したり、お約束のダンスシーンもあるようだ。なんでもありなインド映画。パワーだけはハリウッドに負けていない。古典的派手さと今時な感覚がどう混じっているのか、興味深い。