解禁日

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今日は解禁日。ってなにが?って、
三ヶ月のアルコール抜き生活。
0時のカウントダウンをひとりでやる。間抜けだ。年明けでもなく、ボジョレーヌーボーとかでとなく、誰も知ったこっちゃねー、私だけの解禁。
ゴージャスにもピンクシャンパンを抜いてしまった。
さくらんぼ、チーズ、ナッツ、オリーブなど欲望の赴くままに、好きなものばっか並べて幸せ。
しかし驚いた。一口飲んだだけで酔った感じがする。おいしい・・・でも、すぐ回る・・・
経済的なひとになりそうだ。

モクモク

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『フライト・ゲーム』はかなり面白いアクション大作だった。こういうジャンルなのに感動して泣いてしまった。日本でもヒットしそう。飛行機の中での犯人不明なテロ。誰が危険人物なのか、タイムリミットが迫る中での緊張感がMAXになる。アル中駄目捜査官の主人公にハマっていたリーアム・ニーソンは、日本での認知度がイマイチな気がする。アップだとなにかが崩れ気味なオッサン、遠目だと足が長くてかっこいいオッサン。すごい味のあるひとなので、もっと魅力が伝わってほしいと勝手ながら思う。
今日は通販で買った吸入器が届く。声専門のお医者さんに奨められたもの。既に生産中止なんだけど、ネットでしつこく探したら見つかった。
超音波により5μmの霧(凄い細かいらしい)を発生させ、声帯を潤すそう。生理食塩水を使えるのも特徴で、むせることがない。
咳をするとか、むせるとかの衝撃が声帯には一番良くないそうだ。飲み物や食べ物はそもそも通り道が違うので、なんでも大丈夫と言われた。逆にいうと、のど飴舐めようがイオン飲料飲もうが、直接声帯に効きはしない。身体全体の水分量を上げて声帯も潤う、という長い道のりでは効果的とのこと。直に効かせるなら吸入しかないらしい。タバコは喉が火傷状態になるので完全にアウトだそう。
そんなことを聞けば吸入器が欲しくなる。歌い前と後にやれば調子よくなると言われた。
使ってみると、モクモクして塩っぽい、なんか楽しいかも。

リーアム・ニーソンのアクション

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『靖国・地霊・天皇』は難しいテーマを上手く描いた作品だった。政治と宗教は別の次元のものだが、一緒になってしまった歴史がある。韓国や台湾の方々の心情をはかれば閣僚が靖国を参拝するのは間違っていると、私は思う。
英霊を悼むとか、ごまかしたような言い方にも違和感がある。多くの犠牲を払ったことに対し、ただの無能な過ちと認めるべきだ。その上でそれぞれが空や海や木に向かうなど勝手な場所で、祈りを真剣に捧げれば慰霊になるのではないかと思った。思い入れの誤差が大きな靖国を参拝場所にするのは、かなり危険な気がした。
場所を変えて次に観るのは、『フライト・ゲーム』。リーアム・ニーソンですよ〜!楽しみ!世界各国でオープニング興収No.1という話題作。今日は完成試写会に呼んで頂いた。汐留の大きなホール。アクションものも大好き。

誰も見たことのない「靖国」がここにある

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今から観るもの、『靖国・地霊・天皇』。
左、右の両派が「靖国への想い」を語るというドキュメンタリー作品。
こういうのはフラットな感情を維持して観たい。自分の皮膚感覚が大事。

忘れられたワルツ

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スタジオの中休みに読んでるもの、絲山秋子さんの『忘れられたワルツ』。
絲山さんの作品は好きで全部読んでる。これも導入部から素晴らしい。

以下引用

「恋愛とはすなわち雑用である。不要でなく雑用である。
雑用は雑用を呼ぶ。仕事でも家のことでもなんでもそうだと思う。仕事は忙しい人に頼めと言うが本当に頼まれる。そういう時期に限ってオトコというものが現れる。人類の半数を占める性別のそれではなく、おつき合いしませんかとにこにこ寄って来る酔狂な輩である。しかもあちらは断然ヒマそうにしている。そんなオトコにつき合うのは雑用でしかない。しかし決して不要ではないから関わってしまう。」


巧みだ。痺れてしまう文章。
絲山さんは鬱でもあり、どこかの大学で教えてもいる。FMのDJもしてロック好き。長身美人のくせに不美人のふりをして硬い言葉を使う。とても好きだ。