フィンランド発、モノがたり

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『消えた画 クメール・ルージュの真実』は衝撃的な恐さだった。こういうのは是非、いろんなひとに観ていただきたいと思った。
そして本日最後に観るのは、『365日のシンプルライフ』。ヘルシンキに住む26歳のペトリが彼女にフラれたことをきっかけにシンプル生活を試みる、という内容。なんだかフィンランドぽいというか、女性受けしそうなポップさ。一応女な私としても興味深々。
今日は監督が来日してるらしく挨拶がある。一般のお客さんも来場して会場はいっぱい。盛り上がりそう。

『ハンナ・アーレント』『アクト・オブ・キリング』に続く”悪の実態”

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『革命の子どもたち』は興味深い作品だった。わたしの世代には曖昧な理解しかない革命。首謀者たちが何を思い、どう世界を変えたがっていたのか、少しわかったような気もした。娘の視点からの物語というのも入り込みやすい。学生運動がオンタイムだったひとは勿論、もっと若いひとたちにも届くだろうと思う作品だった。
場を移動して、これから観るのは『消えた画 クメール・ルージュの真実』。13歳でクメール・ルージュの大虐殺から生き延びたというリティ・パニュ監督が、誰も経験したことのない人生を初めて描いた作品。土人形を使い表現した苛酷さ。フィクションのようなドキュメンタリーのような・・・
『ハンナ・アーレント』や『アクト・オブ・キリング』に惹かれる私にとっては非常にそそる作品。楽しみ。

岩松孝二監督が公開を熱望

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今から観るのは、『革命の子どもたち』。学生たちによる革命運動のさなか名を馳せた重信房子とウルリケ・マインホフ、そしてその娘たちに焦点を当てたドキュメンタリー作品。
これまで未公開だった革命軍のキャンプ風景が明かされるという。楽しみ。