二人の血の絆は、やがて憎しみへと変わる

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これから観るのは、『マイ・ブラザー 哀しみの銃弾』。フランスのギョー厶・カネ監督の全編英語のクライ厶サスペンス。
犯罪者の兄と警察官の弟が繰り広げる「血の絆」を描いた作品。監督の私的パートナーであるマリオン・コティヤールも出演している。
私はマリオンの歯並びが異様に好きなのだ。少し内側に傾斜した前歯が可愛い。彼女が出てくると口ばかり見てしまう。怪しいファンですみません。

煮ています

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ランニングする公園に落ちている謎の果実。拾って食べたらおいしかった。
次の日にビニール袋に集め持ち帰った。
どうもアプリコットらしい。
最初は生のまま食べていた。でも酸っぱくて食べ切れない。
なので一部をミキサーでピューレにしてみた。スムージーとかローフード系ソースになるかも。ジップロックに入れて冷凍。しかし意外に場所取る。
まだまだ大量にあるアプリコット。冷蔵庫の保存もいつまで持つか。
それでついにジャムを作成することにした。アカベやマヌカハニーやメープルなど身体に良さそうな甘味料で作りたいのはやまやまだが、そんなにお金持ちではない。
大量に使用して砂糖ほど害のないやつ・・・オリゴ糖に決定!ドンドンドンドンキーで売ってた大ボトルのオリゴ糖をドバっと入れてジャム制作。
いい匂い。生では感じられなかった濃密なアプリコットの香りが漂う。
あ、シンルーチューとかサングリアにしてもよかったのか。でも甘い系のアルコールは結局飲まなくなる。果実漬けの乙女ショーチューよりストレートの芋焼酎に流れてしまう。
ジャムはパンには塗らないが、ブルーチーズやナッツと合わせてワインのアテになる。あまり食べないけどロースト肉に添えてもおいしい。
期待が深まる。

エバミルク

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『フランシス・ハ』はかなりよかった。ほぼ予想通りだけど、あのセンスの良さにはびっくりする。ノア・バー厶バックは本当にいい。
昨日はまた夜中までスタジオで作業。今日は歌のレコーディングだった。それは早く終わり、映画コラムの打ち合わせしてとりあえずは終了。もう帰るとこ。
こんなに平日が早く終わるのは珍しい。
嬉しいけど少し風邪気味で体調悪い。抗生剤が強いのか、飲んでる期間はお腹が痛くなる。帰宅したらちょっと寝たい。
ただ早く帰るのも悔しくて、寄ったお店で無糖のエバミルクを買う。ココナッツアイスを作ってみたい。

ハンパなわたしで生きていく。

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『イーダ』はモノクロの静謐な作品だった。悲惨さが爆発するというより土地に深く沈み込むような、悲しいものだった。ポランスキーともイエジー・スコリモフスキーとも違うが、ポーランドらしい心地よさは似ている。いい作品だった。
そしてこれから観るのは、『フランシス・ハ』。この作品も、CUTのまだ誰も観てない映画特集で私が書かせて頂いた。『イカとクジラ』のノア・バー厶バックの作品。彼はウェス・アンダーソンの仲間でアンダーソン作品にも関わってきたひと。だからなのか、新しい映画を作るひとらしいビジュアルの斬新さと、温かなヒューマニズムに溢れていてとても素晴らしい。この『フランシス・ハ』はちょっと痛いガールズ・ムービーだと予想していた。果たしてどうだろう。楽しみ。

わたしは誰?

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今から観るもの、『イーダ』。パヴェウ・パヴリコフスキ監督、脚本のポーランド映画。
これ結構話題作で、前に試写会行ったときは満席で入れなかった。今日は最終日。早めに来たら入れた。
60年代初頭のポーランドが舞台。孤児として修道院で育てられた少女アンナが、突然おばの存在を知らされ「あなたの名前はイーダでユダヤ人」と告げられる話。出生の秘密、ホロコーストの悲劇、共産主義の抑圧など、戦後ポーランドの光と影をリリカルに描いたという。モノクロ映像がアートな雰囲気。楽しみ。