最近観たもの
映画もぼちぼち観ています。
『レヴェナント 蘇りし者』はすごく長い作品でした。全編、雪山ばかりで寒さの極致です。観てるだけですが。
これでディカプリオが主演男優賞取れなきゃ、それは酷い!可哀相すぎ。
そんな事態にならずよかったと心から思えました。
ストーリー的にはディカプリ(息子を殺されたガイド)がトム・ハーディ(↑の息子を殺したハンター)に復讐する為にサバイバルする話。簡単にいうと。1823年のアメリカ西部が舞台で、白人のハンター一団と先住民族と争いなどセンシティブな部分もありつつ、暗いトーンの復讐劇が続きます。
アレハンドロ・G・イニャリトゥ作品らしい薄暗さです。
『マクベス』は名の通りシェークスピアの悲劇を壮大に描いた作品です。
マイケル・ファスベンダーとマリオン・コテォヤールが欲に取り憑かれた人間を演じきり、心底恐ろしいものでした。
映像的にもアートよりな感じです。
『コップ・カー』は期待していたよりよかったです。ケヴィン・ベーコンが悪徳保安官をやってます。彼はこういうキャラ専門になったのでしょうか。いい俳優なので正義の男もやって欲しくなりました。この作品は子供がメインなんです。子供目線の冒険ものになってて、保安官や犯罪の背景は謎のままです。
それが意外に面白い効果を生んでいるような気がしました。
『スパイダーマン』の新シリーズを監督するというジョン・ワッツがメガフォンを取ってます。
『エンド・オブ・キングダム』は豪華なテロリストものでした。ジェラルド・バトラー、アーロン・エッカート、モーガン・フリーマンのようなビッグな方々が出てます。
内容的には『24』をゴージャスにした感じでしょうか。シークレットサービスの男がアメリカ大統領をテロリストから守る話です。
この作品のウリは最大量の火薬を使ったことだとか。なるほど凄い迫力でした。
個人的にはもう少しアラブ諸国に配慮のある描き方をしてもよいような気がしました。
ただの娯楽エンターテイメントでもなさそうなので。
まあ勝手な意見です。