今週後半に観たもの
作曲やアレンジ作業があって、観た映画の本数は少ないです。
『エルヴィス、我が心の歌』はアルゼンチンの作品。アレハンドロ・G・イニャリトゥ作品の共同脚本家でもあるアルマンド・ボーの監督デビュー作品でもあります。
エルヴィス・プレスリーのそっくりさんの話。アルゼンチンで実際にトリビュート・アーティストとして活躍中のジョン・マキナニーが主演してます。このひと歌がめちゃくちゃうまい!ここまで太らなくてもいい気もしましたが。そっくりさんならではの悩みや葛藤が、ほの暗い温度で描かれます。なんていうかラテン的な暗さです。乾いたまま静かに死にたくなるような。
いい味でした。
『シリア・モナムール』は内戦で傷ついたシリアの様子を詩的に追ったドキュメンタリーでした。
悲惨です。残虐さに目をつむりたくなります。
ただ映画的な快楽を満足させるようなテイストで描かれています。まあ、それにしてもこんなハードなことが現実に起きているとは、怖くなります。
『獣は月夜に夢を見る』はデンマーク発の哀愁漂うミステリー。主演の女の子がとても可愛いです。ストーリー的には単純で吸血鬼ものに近い感じ。
北欧らしい色素薄い系の、はかなげ陶酔テイスト。大ヒットは難しい気もしますが、私的にはとても好きです。
こんなラインナップでした。
来週もいい作品と出会えますように。
土日の私は走る以外は作詞してます。
外は少し寒いです。