今月の山田ルキ子

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毎度お世話になっております。
山田も元気に生息してます。

Cut4月号発売になりました。
私のコラム『小さなスクリーンの中で生きていたい』では、今月もイチ押しなに2作品をご紹介しております。

ひとつめは『ルーム』。前々から申しておりますが、アカデミー賞で作品賞取ってもおかしくないとしつこく言い続けてました。素晴らしい出来の作品です。大舞台に出てこなさそうな何処かインディーな匂いがするのも良いところ。
脚本もよく練られてるし、役者陣の迫真の仕事にも泣けます。

そしてもうひとつは『追憶の森』です。
マシュー・マコノヒーと渡辺謙が、富士の樹海を舞台に壮絶且つスピリチュアルな脱出劇を繰り広げます。監督はガス・ヴァン・サント。観終わったときには優しい涙を誘う作品でした。

昨日、私はわけあって富士五湖辺りをさまよってました(昨日のblogをご参照ください)。樹海に人知れぬ思い入れがあったのは↑の作品の影響だと思われます。

また今月のCutでは『誰も観てない映画』特集をしています。
私はライブや諸事情により1作品のみの参加。
ノア・バームバック監督の新作『While We're Yong(原題)』について好き勝手に述べています。
観てもいない作品について無責任に書いていいものかと反省しますが、大好きなノアさん作品ですから、ここはファン代表として予測させていただきました。

ぜひ劇場でご鑑賞の参考に、ご一読ください。