2013年6月12日 13:43
カテゴリー: 映画
アマンダ・セイフライドです。虚言癖のある女の役がはまる稀有なひとだ。
『クロエ』のときも思った。独特のイノセントさとドロドロした汚れ感がとても素敵。『ジュリエットからの手紙』とか『レ・ミゼラブル』とかの方がきっと評価は高いんだろうけど、私はヤバいひとを演じるアマンダが好きだ。
新作の『ファインド・アウト』も一途に犯人を追いかける恐い女をやっている。被害者で正義のひとなのに、誰にも理解されず逆に指名手配されてしまう。こういう不条理なスリラーって、いらいらしながら主人公と一緒に戦ってる気分になる。嫌いではない。
暗い森の中に迷ってしまったような孤独感でいっばいの女が、愛するひとを助けようと使命感で戦っている。その姿はとても美しい。
6月15日、全国ロードショー。是非とも劇場へ。
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2013年6月11日 21:14
カテゴリー: 日記
夜はスタジオ。ハーモニカを二本使いにしてみた。
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2013年6月11日 14:03
カテゴリー: 日記
母の病院に付き添う。大きな病院って混んでるのね。待って待って待ちまくりよ。
待合室に座ってたの、あたし。そしたら診察室のドアが開いて医者が顔を出したの。「ワタナベサヤカ様、いらっしゃいますか?」って言いながら見渡すんだけど、あたしのとこで目が止まるの。もちろん、あたしはワタナベサヤカじゃないんだけど。次に看護師が出てきて「ワタナベサヤカ様、ワタナベサヤカ様~」っていいながら、あたしを見るわけ。おかしくない?
確かに少しばかり派手な服を着てるけど。原色のスポーツウエアでヒップホップみたいなやつ。若干ヤンキーに間違われそうだけど、急いでたから仕方ないわ。
それにしても、ワタナベサヤカが気になる。パンチパーマにヒョウ柄のスウェットに茶色サングラスにビーサンとかのおばちゃんだったらどうしよ。ヤンキーカテゴライズに入れられたのかもしれないわ。
めちゃくちゃ、ワタナベサヤカがどんな女か知りたい。
そしたら「すみませ~ん」と小走りのひとが来たわ。「ワタナベです」って!綺麗目な若い女のひとだったわ。よかった。ひと安心だわ。
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2013年6月10日 20:24
カテゴリー: 映画
なにかの映画の上映会場で、隣の席がおじさんと若い女性のふたり連れだったことがある。おじさんは評論家か大学教授風で「インポッシブルはキミ見た?ナオミ・ワッツはなかなかいい女優だよ。あれキミ見た方がいいよ」と言っていた。若い女性は「そおなんですかぁ!ナオミ・ワッツは演技が上手いですよねぇ」と高い声を上げていた。隣でいらいらする私。
ナオミ・ワッツは女優にカテゴライズするのも失礼なくらい素晴らしい俳優ですよ、存在を消してリアルに生命を作れるひとでありまして、演技が上手いなど凡庸な上っ面の評価をして欲しくないんですけど、と口を挟みたくなったが険悪になること間違いないのでやめておいた。
そんなものが一緒にプレイバックされてしまう『インポッシブル』。壮大な迫力に圧倒される115分。素晴らしい。
2004年のスマトラ島沖地震に遭遇し、離れ離れになった家族が再会を信じ生き抜く姿を描く。これは実話である。ナオミ・ワッツ演じるマリアは今も健在だ。
タイの高級リゾートホテルにバカンスに来た家族。美しいビーチにプール、和やかで癒しの時間、白人が多い。と次の瞬間、いきなり大地震、すぐに大津波に襲われ全ては大破する。天国から地獄へまっしぐら。なんて残酷な風景だろうと、そこだけで涙が溢れてきた。日本人としてはきつい記憶と繋がってしまう。
津波が危ないのは水が襲ってくるというのもあるけど、木やコンクリートの破片や車など、なんでもぶつかってくるから恐いんだなと、凄くリアルに見た。マリアはぶつかる物に足をえぐられ後々大変なことになっていた。
本作はスペイン映画だけど、スペインぽさはゼロだ。J.A.バヨナ監督はエンターテイメント作品を作ろうとしたのではなく、被害にあった人々に深い敬意を込めて、信憑性にこだわり撮影されている。だからこその迫力があり、またマリア家族にとっても描かれることにより精神的な浄化になったようだ。
時折出てくる台詞が気に入った。「楽しいことを考えて」と励ます言葉。状況が苦しくどうしようもないときにかける台詞として、なんて最適なんだろうと思った。
6月14日から全国でロードショー。是非とも劇場へ。
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2013年6月10日 10:36
カテゴリー: 日記
6月19日にリリースする『パープル』の裏側はこんな感じ。私が頂いたのは「見本[非売品]」って赤いシールがあってなんかダサい。自分の分は発売日に買いにいかなきゃ。
そうそう、プロデューサーの根岸さんのこと、少し喋っちゃおうかしら。有名な方だわ~、超緊張よ。
初めてお会いしたのは数ヶ月前で、まだ寒い時期。根岸孝旨さんといえばベーシストとしても一流だし、センスが素敵だし、数々のアーティストのプロデュースの歴史を見ても素晴らしいの。私ごとき雑魚がアプローチしたところで、相手にされないだろうなと思ってたんだけどね。でも実際にお会いしたら、バリアフリーな感じで普通にお話してくださるのでびっくりしたわ。私の好きなイギリスのバンドやブルックリンの音楽のことも通じていらして、さすがに一流の方は違うと実感。
ここ2年くらい、沢山の曲を作ったのよ。200曲くらい。でも世に出ない限り価値などひとつもないの。魂を擦り減らして作っても、聴いて頂くひとに届けられなきゃ、ただの自己満足。そういうの嫌だし、趣味で楽しもうなんて余裕はないし。
そんな胎児のような曲を10数曲選んで聴いて頂いたの。そしたら『舟で待つ』って曲がいいと言ってくださったの。じゃ、これを取っ掛かりにして他の選曲をして、足りないものは作りましょう、ってことになったわけ。
っていうか、プロデュースしてくださるってことでしょーか?って感じで何だかよくわかんないまま進んでいけそうになったのよ。人生って不思議なものね。
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