パープル、ここだけの話

6月19日にリリースする『パープル』の裏側はこんな感じ。私が頂いたのは「見本[非売品]」って赤いシールがあってなんかダサい。自分の分は発売日に買いにいかなきゃ。
そうそう、プロデューサーの根岸さんのこと、少し喋っちゃおうかしら。有名な方だわ~、超緊張よ。
初めてお会いしたのは数ヶ月前で、まだ寒い時期。根岸孝旨さんといえばベーシストとしても一流だし、センスが素敵だし、数々のアーティストのプロデュースの歴史を見ても素晴らしいの。私ごとき雑魚がアプローチしたところで、相手にされないだろうなと思ってたんだけどね。でも実際にお会いしたら、バリアフリーな感じで普通にお話してくださるのでびっくりしたわ。私の好きなイギリスのバンドやブルックリンの音楽のことも通じていらして、さすがに一流の方は違うと実感。
ここ2年くらい、沢山の曲を作ったのよ。200曲くらい。でも世に出ない限り価値などひとつもないの。魂を擦り減らして作っても、聴いて頂くひとに届けられなきゃ、ただの自己満足。そういうの嫌だし、趣味で楽しもうなんて余裕はないし。
そんな胎児のような曲を10数曲選んで聴いて頂いたの。そしたら『舟で待つ』って曲がいいと言ってくださったの。じゃ、これを取っ掛かりにして他の選曲をして、足りないものは作りましょう、ってことになったわけ。
っていうか、プロデュースしてくださるってことでしょーか?って感じで何だかよくわかんないまま進んでいけそうになったのよ。人生って不思議なものね。
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