暗黙の了解
土曜日です。寒くなってきましたね。
ウツウツとする季節です。理由もなく低空飛行な気分になるのは毎年のこと。
でもそんなものに囚われて時間を失いたくないです。
写真は私の走る河川敷です。
舗装路ではなくて砂利や土とかの道です。
そんな道でも走りやすいとこと走りづらいとこがあります。写真右の黒いところが平らで走りやすいです。
なのでランナーは大体そこを選んで走ってます。
しかし当然、反対側からも走ってくるひとはいるわけで、そうした場合はどちらかが車線変更して砂利道へ避けるのですが、それには暗黙の了解があるようです。
私は鬱で自己評価の大変低い人間ですので、正面からランナーさんが来たら、それがダイエッターだろうがヨレヨレランナーだろうがまず譲ります。譲ってあげました感が出て恐縮されないように100メートル先にランナーさんが見えたあたりでもう車線変更します。まるで、
「私は砂利道が走りたくって仕方ないんです」
みたいなふりをして。相手がマジ走りっぽい場合はマストです。でも私の方がビルドアップの後半だったりゴール前ダッシュだったりの場合は、できたらそのまま走りたいです。
なので、
「すみません!今だけこのまま走らせてください!」
とずいぶん先にいるランナーさんに無言のメッセージを送ります。
大体伝わるようで、皆さま道を譲ってくださいます。
自転車さんや歩行者さんにはまず伝わりません。不思議ですがそういうものみたいです。
面白いです。