七夕

IMG_0280.JPG
今年も抜かりなくお願いしてきました。

馬をどうするか

IMG_0276.JPG
おはようございます。変則睡眠で起きたり寝たりを繰り返し、結局5時にはノソノソ起き上がり軽く走りました。
今朝は涼しくて気持ちいいです。

一回でもマラソンレースに出場したことのあるひとはご存知でしょうが、様々な大会のエントリー案内というものがしょっちゅう来ます。
いまどきは携帯でポチっとエントリーできます(人気大会や抽選系はまた別)。カード会社と連携もしてますの思い立って10分の内にはエントリー料も払えてしまいます。ついでにツアー会社とも連携してるケースが多く、新幹線のチケットや飛行機の予約、ホテルなども30分以内に決めてしまえます。

でもこれって危険。だって数ヶ月後のレース当日が果たして走りたい気分かどうかなんて読めないのですから。簡単エントリーは私にはちょっと怖いものです。

あと、ノリでエントリーして後悔するかもしれない大会もあります。
キティちゃんマラソンとか、スイーツ食い放題マラソンとか。
アホな私は景品やエイドに惹かれて出てしまいそうです。キティちゃんタオル欲しい!甘夏シフォンや横浜ロール食べながら走りたい!と一瞬思います。危うくポチっとエントリーしたい衝動に駆られます。
しかしですよ。それがランナー人生最後の記録更新になる可能性も大いにあります。
「私のベストタイムは◯◯年度のイチゴちゃん食い放題マラソンの◯分◯秒です」
と一生言わざるをえなくなります。
万が一なにかの縁でNHKの感動ドキュテンタリーで語らねばならないかもしれません。そんな心配は無用だと重々存じてますが万が一そうなったときにです。テレビの向こうの数万人の日本国民が想像するのは、私が赤いイチゴを爆食いしながら爆走してる姿に違いありません。この女、ホラーかと思われます。どうせなら
「私のベストはサハラマラソンで◯位になったときで・・・」
などと言いたいものです。過酷そうなレースでベストタイムを残せた方がイケてる感があります。偏見はありません。どんな大会にも素晴らしいドラマがあります。キティちゃんと必死に走るのも人生に於いてかけがえのない経験になるでしょう。
しかしなんとなく語りづらいネーミングの大会は避けておいた方が後々宜しいような気がしました。

また最近いただいたお知らせの中に、モンゴル草原マラソンというのがありました。
そんな遠い異国のレースをスマホでポチっとエントリーできてしまうのが驚異です。
広大な草原を走るのは凄い体験になりそうです。先導するのも警察バイクではなく馬だとか。さすが騎馬民族。レース後は白いお酒を酌み交わし、ゲルから満天の星を見上げ・・・なんてロマンチックなんでしょう。
たかがマラソンといっても場所を選ぶと全く違った思い出になるのでしょう。
そしてこの大会、優勝者には馬を一頭くれるとのこと。
万が一参加したとして、万が一優勝出来たとして、馬はどうするか。
真剣に心配してしまいました。
辞退するか現地の参加者へ譲るのがスポーツマンとして正しいと思います。
しかしケチな私はなんか勿体無いなぁと思ってしまいそう。
なんとかして日本へ馬一頭連れて帰りたくなるかも。飛行機に乗るの?馬って。凄い高いお金取られそう!成田からは電車?
連れて帰れたとして家で飼うの?それはかなり無理だ。
じゃ、馬肉にして食べる?桜肉だっけ?ニンニクとか生姜つけてって、そんなことしたらモンゴルと戦争したいという意思表示になってしまうかも。っていうか私、一応ヴィーガンだし。

要らぬ心配をしたおめでたい朝でした。
私の雑草まみれな庭にはオクラがなってます。バッタに喰われる前に取らないと。