セイウチ人間

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次に観るのは『Mr.タスク』です。

セイウチに執心している謎の老人が、人体をセイウチに改造してしまう話です。

『ムカデ人間』的なバカホラーなのか、別の意味合いもあるのか、とても楽しみです。
どちらにしても好物です。

監督はケヴィン・スミス。コミック作家でありながら役者もするマルチなひとのよう。

これを観る前に今までの作品を制覇する予定でしたが、間に合わず、多分帰ったら宅配されてます。
夜が大変!寝られますように。

ご無事で何より

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今日も映画観てます。
一本目は『サイの季節』です。
イランのバフマン・ゴバディ監督の新作です。

前作『ペルシャ猫は誰も知らない』は私、とても好きな作品でした。テヘランのアンダーグラウンドミュージックを追い、ゲリラ撮影したもので、とても刺激的でした。
でもその為に彼はイランにいられなくなったようです。今も亡命中とのこと。
言論の自由がない国の事情は計り知れません、全く。

そしてこの新作はトルコで撮影されたドラマです。
"偽りの死"で存在を消された男の子、愛する人と引き裂かれた女、情欲に囚われた男。混沌と悪夢の30年をさまよい続けた3人の男女、その愛欲の果てにあった狂気の真実とは。

モニカ・ベルッチは相変わらず美しいです。

歩くの苦手です。

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こんにちは。
今朝走ってて思いました。
こんなにランニングをしてる私ですが、実は歩くのが凄く苦手なんです。
嫌いなわけではなく、むしろ好きですが、と~っても遅いみたいなのです。

速度がどれくらいなのかは不明です。でもほぼ全てのひとに追い抜かれます。
男性はもちろんのこと、高齢者や子供、ハイヒールのおねえさんにも抜かれます。
あ、私の方が速い!と思うと杖をついたひとだったりします。
もしウォーキングのレース(そういうのがあるか知りませんが)に出たら最下位間違いなしです。
これほどまでに遅いのは、なにかしらの欠陥がある気がします。
歩き癖なのか、骨盤が変なのか。
さしあたって困ってないので放っておいてますが。

そういえば母に聞いた記憶によると、私の赤子期は変だったそうです。
ハイハイと這いずるまでは普通だったのに、立ち上がれるようになった途端、歩行をすっ飛ばし走り出したらしいです。
その頃から歩くことができなかったようです。
推測するに、歩く速度で身体を直立に保つのが難しい、ということじゃないかと思いました。転ばない為には走るしかないという危機感だったのではと。

そんなことを考え今日は走りました。
転びそうになるから走らざるを得ない状況=少し前傾でやってみました。

最近、もうひとつ発見したやり方があります。ウルトラランナーの走り方です。あの方々は長距離を走り切る為にエネルギーの節約、省エネ走りをしているようです。
観察すると、まず足はそれ程上げず地面すれすれくらいです。腕もあまり振らず、だらんと下げたままのひともいます。ただ姿勢はいいです。頭の位置が変わらず、能の役者さんの如くすり足で空間移動をしてる感じです。でも意外に速い。

それをちょっと真似してみました。非常にカッコ悪いです。
すると、なんと、めちゃくちゃ楽です!しかも速度も上げられます。
足の痛みがどこかへ消えました。

そして前傾姿勢になりつつ、心の中では、
「転んじゃうから走らざるを得ないんですよね~、走りたいわけじゃないんですよ~、ワタシは別にね~、なんか走っちゃってるみたいですが~」
と極めて主体性のない、仕事だったら即刻クビになりそうな、およそやる気を感じさせない馬鹿人格に徹します。
するとこれも凄く楽です。身体の無駄な力が抜けるようです。
ここのところ出なかったキロ4分台で、ある程度キープできました。

目から鱗です。
全く違うアプローチで先に進めることがわかりました。

きっと音楽も同じだと思いました。
私は息を詰めていろいろやってしまうので、すぐ壁に当たります。ひとの意見も上手く処理できないし、褒め言葉は疑うし、人一倍傷付くし。
でも視点を変えてやってみたら抜けられる道は必ずある、と思えました。
楽に呼吸するやり方を見つけるのが、今の自分のテーマです。

写真はピンクの多肉植物さんです。花が咲いてます。