怒れる女は嫌われる

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今日はいろんなひとに「残念だったね」と言われました。
別に私が作ったわけではないんですが(笑)。

スリー・ビルボード激推し派としてはやはり少し(かなり)がっかりな結果でした。

アカデミー賞の話です、なんのことかといいますと。

でもこの作品の言わんとすることと世界は同じなんだ、という証明にもなったのかも。

真正面から怒りをぶつける女の話より、喋れない女(従順な女)が怪物(オタクやDV男)に優しくする図式の方が心地いいと判断されたということ。
トランプ政権が選ばれた状況と似てるように感じます。

女にこれ以上つけあがらせると大変と、#metooに実名挙げられるの怖れているオッサンたちの心情では?

デル・トロ作品に対してはずっと応援してきたし、レビューも書いてきたし、今回は彼の最高傑作であったと思います。

でもマーティン・マクドナーに対しての評価はスルーっていうのがよくわかりません。
ゲット・アウトを賞賛する理由もわかります。
なんというか賞レース的バランスですね、きっと。

ああ、芸術が正しくある世界になることを願うばかりです。

サム・ロックウェルが助演男優賞のトロフィーを掲げて「フィリップ・シーモア・ホフマンに捧げる」と言ったこと、それが救いだし、嬉しいです。

まっしぐら

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気に入ってるお米を紹介します。

「まっしぐら」という玄米。
私は発芽させてたら炊くのですが、発芽までの時間が早かったです。2日かかるとこが1日でいけました。
そして、炊き上がりにびっくり!めっちゃ立ってます。こんなにシャッキリ立つのは初めて見ました。

炊き立てはもちろん美味しいのですが、その威力は翌日に発揮されます。
冷めてからが甘くて美味しい!
私はお櫃保存して冷蔵庫へ入れる前にほぼ食べきってしまいます。

なんでこの「まっしぐら」が凄いのか。
なんと「奇跡のりんご」の木村秋則さんのお弟子さんが完全無農薬、無堆肥で作られたものなのです。

相当な努力の賜物です。
きっと壮絶な経験を経て商品化されたのだと思います。
お洒落ナチュラルやオーガニックなんとかとは一線を画すものだと。
価格は安いものの2倍はしますが、その価値はあると思いました。

自作のぬか漬けに凄く合いました!
今日は人参と多摩川で採取した菊芋です。