木曜深夜

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今夜も1時から”luki シンガーソングランナー”の放送がございます。

アカデミー賞受賞式が近付いてまいりましたので『ラ・ラ・ランド』の私なりの見方や、ランニングのモチベーションのことや、2013年にリリースしたミニアルバム『パープル』から”三毛猫シェリー”の解説など、盛り沢山でお送りする25分間です。

どうぞ夜更かしのお供にご活用ください。では夜にお会いしましょう!

こじらせシングルは私もです。

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『エイミー、エイミー、エイミー!こじらせシングルライフの抜け出し方』がそろそろ公開されます。
エイミー・シューマーってめちゃくちゃ全米でウケてる女子で、スタンダップコメディエンヌです。
その実力を存分に楽しめる作品でした。
こういうタイプの女子は今までいなかったかも。
日本の若手女性芸人のウケてる方々はビヨンセになったりショップ店員になったりして面白さを発揮されてる感じですが、スタンダップコメディでは誰かを演じるというものではなく、自分キャラのまま勝負するもののような気がします。
一般の価値観を共有する司会者的な立ち位置で、変なヒトになる訳ではなく面白い状況を提示していくという、かなり上級なテクニックが必要。
エイミーさんはそれが本当に上手い。
バッシングに対してもシニカルになることなく、真正面から対抗して笑わせる感じです。

私はコメディ大好きなので、コメディができるひとが好きです。
男性ではスティーヴ・カレルとかセス・ローゲンとか強者が結構いるのですが、女性は本当に少ないです。
エイミー・シューマーは大注目です。
一応、ラブコメっぽい様相ですが、辛口な台詞が沢山のヒューマニズム溢れるいい作品でした。


話は変わりまして、秋の予定がひとつ決まりました。
東北みやぎ復興マラソン、エントリー完了です。
被災地を走るコース、地元の方々にお会いできる機会、申し訳程度に復興に関われる機会、というものです。
開催される秋に自分がどうなってるのかわからないのですが、がんばります。

日曜の夜

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今日はロングラン35km。
不調でスピード出ず。やる気が全く起きなくて、どうしたものか。

それはそうと、気になる匂いの場所でまた搜索しました。
裏も地面も見て匂いを確かめるのだけど、当たりが見当たりません。

すると通りかかった女性ランナー2人が足を留めてくれました。
ここ、いつも気になるんです、何かいい匂いがしますよね、と。
良かった。私だけではなかったです。

写真の左下の場所です。
調べると調布市の染地という所らしいです。楽天のラクロスコートがある辺りです。

結局、今日もわからず仕舞いでしたが、裏を搜索してるときに花梨を拾いました。
一応、枝も嗅いでみましたが、辺りに漂う樹木系のものではありませんでした。甘い果実系でした。
謎が深まります。

今月の山田ルキ子

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Cut3月号発売になりました。
私の映画コラム『小さなスクリーンの中で生きていたい』は47回目です。

今回取り上げたのは『ラ・ラ・ランド』と『おとなの事情』です。
アカデミー賞間近なので、勝手なことを申し上げますが、『ラ・ラ・ランド』は賞レースにおいても強力だと思います。
おそらく作品賞と主演女優賞を獲得するのではと。
『ムーンライト』はいかにもアカデミー賞向けです。素晴らしい作品です。黒人ものでありゲイものでもあり。白人優位をバッシングされるのを恐れた審査員のオッサンたちがこちらにする可能性もあります。または監督賞にいくかも。
『ラ・ラ・ランド』のデイミアン・チャゼル監督の才能が『セッション』時より10倍にも開花したことはわかります。でもこの作品の題材自体がスタッフや役者の魂に火をつけてしまい、勝手に凄い作品に仕上がった感じもしたりして。だから監督賞は『ムーンライト』のバリー・ジェンキンスかなと。

『ジャッキー /ファーストレディ 最後の使命』はいい視点でした。ナタリー・ポートマンは年々ドスが効いてきます。可愛かったマチルダの面影は消え失せ、社会革命家のような凛々しい面立ち・・・私も彼女と同じヴィーガンだし、ああいう風にはならないように・・・いえ!あんな強い現代女性を目指さねば。

個人的に好きな女優はイザベル・ユペールやルース・ネッガなんですが。

やはりエマ・ストーン強しです。彼女の演技には泣かされました。そんなにいい女優だったっけ?と驚くほどです。

また今週木曜のbayfmラジオ”luki シンガーソングランナー”で喋ります。
何気に今季の私的イチオシ作品『おとなの事情』についても、順を追ってご紹介したいです。

何はともあれ、ぜひご鑑賞の参考にご一読ください。

Born to Run /デス・レース

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最近よく観る海外ドラマで、『リゾーリ&アイルズ』というのがあります。

タフでハンサムな女性刑事のリゾーリと、お洒落でフェミニンな検視官アイルズという相反するキャラの女性コンビが活躍して殺人事件を解決するお話。

でも日本女子からすると両方ともただの超美人です。タフなリゾーリさんは一応ガサツな野暮ったいキャラといことになってますが、全然!スタイリッシュでセクシーなミスユニバースのようじゃありませんか。
アイルズさんに至っては、フワフワ系の癒し系設定は嘘だろー!とツッコミたくなるようなゴージャス美女です。ワイルドな場面なのに、いつもハイヒールはありえない。

そんなことをブツクサと呟きながら楽しく拝見しております。

それはそうと、第7話だったと思うのですが(何シーズンか不明、最初かも)、タイトルが”Born to Run “というエピソードがありました。
邦題は”デス・レース”です。
これって、あれですよね。マラソンというかワラーチとかウルトラマラソン系の方はグッとくるタイトルな訳ですが。
製作側がどこまで知ってて付けたのかは不明です。

内容を申し上げますと、ボストンマラソンが舞台です。リゾーリさんはひょんなことからランナーとして出場することに。
そのウエアが凄い。これはロードバイクだよね!って感じの上タイツと下も半タイツな黒い装い。美女のゴージャスなボディラインを余す所なく堪能できる良さはございますが、実際のマラソン大会でその格好は少ないかも。

それでですね。レース中にランナー男性2人が死んでしまうのです。共通点があって、過去のレイプ事件の加害者でした。で、有能なレゾーリ&アイルズコンビはレイプ被害者の妹を犯人と特定して捜査します。
第3の被害者を出さないように、レイプ犯の残りひとりと、そのレイプ被害者の妹を捜します。
そんな内容です。

マラソン大会でランナーがシューズに付けるGPSチップで場所を捜して、当たりをつけます。このあたりはリアルで結構面白いです。

でも実際には難しいだろうなと思います。弱小大会ならまだしもボストンマラソンです。あんな混雑した状況の中で犯人を見つけるというのは相当大変。
それより犯人が凄い。3人の男の殺害を試みる女子ランナー(若くて可愛い)ですが、3人の男を走りながら殺せるのか?
マラソン大会中に殺さねばならないのなら、相当な走力が必要!そりゃ大変。
しかも3人の男子ランナーが同じ程度の走力なわけもなく、速いひとや遅いひともいて、それぞれに合わせたペースで背後に迫り殺害しなきゃいけない。3回も!っていうか走りながら殺せるの?
それはかなりのマラソンマスターであるとみえます。

大変楽しく拝見しました。
ってかマラソン大会設定じゃなくてもいいよね!って思ったのは私だけでしょうか。