アイアン・フィスト

極彩色の夢をみた。『アイアン・フィスト』はRZAが描くギラギラしたカンフーエンターテイメント。
RZA(レザ)はヒップホップ界のカリスマとして君臨してきたアーティストだが、タランティーノの音楽を手がけたりジム・ジャームッシュの作品には俳優として出演もしたり、マルチな才能のあるひと。
今回は彼の大好きなカンフーを前面に出したアクション。強い映画愛を感じた。
欧米のからみたアジアというのは、タランティーノ作品でも見られるが、凄く好きなんだなあとわかる。アジア人からすれば違和感バリバリなんだけど、いい感じに誤解してくれてるから肯定したくなる。
この作品も所在不明の異国の話のようだ。夢ははかなく消えて行くものだろう。どうせ消えるのなら、絢爛豪華に散りたいものだ。そんな気分にさせてくれる作品だった。
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またヨーグルトフロート

またまた六本木のファーストキッチン。
16時からの試写会に行く。フェス前だけど映画は待ってくれない。
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ばしゃ馬さんとビッグマウス

吉田恵輔監督のある意味、自伝的作品。夢を追いかけることは素晴らしいことだ。
だからといって全てのひとが叶うわけではない、むしろ叶わず諦めるという選択をせざるをえないひとの方が多い。
そんな身近なテーマをシンプルに描いた本作。浅草の居酒屋だったり、雑居ビルにあるようなシナリオスクールだったり、昭和感いっぱい。
麻生久美子さんの等身大なすっぴん具合は今時の日本映画の王道というか、みんなが安心する感じでよかった。11月2日からロードショー。
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