思い出の千歳

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写真ができてきました。まだ1週間も経ってませんが半年前くらいに感じます。
4月24日に富士五湖ウルトラが終わって1カ月後の5月24日がワンマンライブでした。
それを終え6月5日がこの千歳国際JALマラソンでした。
練習はあまりできなかったです。スピード上げると左膝に痛みが走り、キロペース6分くらいしか出ませんでした。右くるぶしもずっと変で辛い。だから短期で力のつく超ポイントに絞って練習しました。
具体的には日曜の往復26キロの足柄峠走。これは三回行きました。水曜か木曜の15キロビルドアップ。これは難しかった。途中で足が痛くて止めてしまうパターン続き。
他の日はジョグを30分ほどというメニュー。
なので一回も4分台のレースペースでは走れませんでした。足を壊してしまってはしょうがないので休息もしっかり入れました。
筋肉が役立たずになる不安を解消する為に踏み台昇降をスピード上げてやりました。これは役立ったよう。足が痛くならずに心拍も上げられます。

そしてレース2日前に予約していた整骨院で治せるだけ治していただきました。おかげで通常時の痛みはなくなりました。走ってどうかは不安ですが、本番まで温存させれば少しは回復すると期待しました。
ウエアは本当はTシャツにランパンだけで涼しげに走る予定でした。でも足の不安が・・・。
お洒落より安全が一番。ガッツリ着込みました。くるぶしや足裏、ふくらはぎをサポートするsepのハイソックスを履き、cwxの7分丈の強力タイツを少し重ねて履きました。まるでサイボーグ!ガッチガチです。あ、中にはテーピングまで施してあります。ここまでやりゃ、相当フザケた走りでも大丈夫そうです。
朝食はごはん大盛りに納豆、豆腐、サラダ、漬け物、サツマイモのソテー、オレンジジュースという炭水化物だらけのものをチョイス。
そこからスタートまでの時間で切り餅を5個をモソモソ味も付けずに食べました。本当は7個予定でしたがスタート時間になっちゃいました。
レース中はエネルギージェル4個(最後のはカフェイン入り)、アミノダイレクト4個を補給。
エイドのスポドリや水は豪勢に沢山入れてくださっていて、飲む度に鼻や目にかかります。そんな状態で顆粒のアミノダイレクトを飲むのは危険なので、これを飲む際には少し足を止めました。ジェルは走りながらでも余裕でいけます。
何げにエイド恐怖でした。スルーしたいけどエネルギー切れや脱水になったらヤバい。
頑張って5キロ毎のノルマをこなす感じでした。最後のエイドだけはスルーしました。ここまできたら倒れることはないだろうと。
なんとか全行程を4分台で走り切れました。サポートしてくださった皆様に感謝。

終わって空港へ向かう途中、ある美人ランナーさんと出会いました。ちょうど飛行機も同じだったのでしばし一緒の時間を過ごすことに。
千歳空港でお土産屋さんを眺めてフードコートへ行き、ビールで乾杯しました。
お話すると彼女も全国のいろんなレースに出られてるとのこと。どうも走力も私と同じくらいのようです。
東京へ着いて、破損したスマホ直しに行く私とJRに乗る彼女は途中まで同じで、ギリギリまでいろんな話で盛り上がりました。
でも結局、名前も連絡先も交換せず。
「じゃ、また来年千歳で!」と手を振って別れました。

若い学生さんたちは仲間との繋がりが命より大事で、仲間外れになることは恐怖だそうですが、私たちは全然違うみたいです。大人だから?ランナーだから?
わからないけど、希薄とは違って、別のものを信じているような気がします。思いやりを持った諦観、そんな感じのもの。
日々は流れて行きますね。
明日はどんな日になるのでしょう。