2014年3月12日 17:14
カテゴリー: 映画
『ウォルト・ディズニーの約束』はとてもよかった!メリー・ポピンズはよく知らないけど、悲しい歴史が潜んでいたことを知った。トム・ハンクスはなんでも上手くやる。ディズニー的哲学をしゃべるシーンにやられた。泣けた。
夜はスタジオでの作業。ラベンダー色のパーカーを買ったので着た。ちょっとは春らしいかな。
2014年3月12日 12:48
カテゴリー: 映画
今から観るもの『ウォルト・ディズニーの約束』。メリー・ポピンズの作者とディズニーとの実話だそう。
フィリップス船長、いやトム・ハンクスがディズニーで、エマ・トンプソンが原作者P.L.トラヴァース役だそう。私的には久しぶりに見るエマ・トンプソン。楽しみ!
2014年3月12日 12:30
カテゴリー: 映画
『LIFE!』を観てベン・スティラーをとても好きになった。
私にとってはコメディ俳優としてのイメージが強い。なんか濃い深刻そうな顔してるのに、親近感持つように強要されてるみたいで少し苦手だった。無理に凡人をやらず、社会派ドラマや難しい系の作品で、テロリスト役とかやったら似合うような気がしてた。
『LIFE!』はそんな彼にぴったりな印象。出版社の写真管理部に属する凡人の男の偉大なる妄想世界。悪人と戦いビルはぶっ飛び月面着陸だってする。それが妄想だけでなく、事情により現実化してくる。ワールドワイドに冒険するウォルター・ミティ(ベン・スティラー)の姿に、もはや凡人の片鱗は見えない。かっこいい。
監督も勤めた彼は、ウェス・アンダーソン的なものをやりたかったという。確かに『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』に出演していたし、ウェス・アンダーソンの面白さに惹かれるのはよくわかる。
ウェスは特徴のある映画作家で、私の好きな監督5位以内に入るひとでもある。主人公は無表情で台詞少なめ、周りに生臭さや騒がしさの為の人々を配し、舞台装置は異様にお洒落。主人公の内面の孤独感や葛藤は、観客側から眺められる構図になっている。
ベン・スティラーはどうだろう。ちょっとウェスのシニカルさとは違う。もっと肉体が伴う俳優ならではの良さが加わった感じがした。ハリウッド的なデッカさも否定しないような、頭と体のバランスがいい。
ショーン・ペンやシャーリー・マクレーンなどの絶妙演技が光る名優たちが、ウェス的な面白さを醸し出していたような気がした。
何はともあれ、類のない素晴らしい作品。結末は予想つくものだけど、ああくるかな〜、いつくるかな〜、とドキドキしながら結末を待つ感じ。ついにきたシーンには泣いてしまった。焦らしも上手いひとなのね〜(山田ルキ子)