歯も目も

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嵯峨谷で盛りそば。ここは十割で「冷麦」と命名している。モルツも150円と破格値で気に入ってる。渋谷の立ちそば屋さんでは一番好き。
でも今日は失敗した。だって歯が。
私は歯の大改造中なのだった。今朝も前歯二本の神経を抜いたばかりで、麻酔さえ効いたままだ。普段の歯ごたえある美味しいものが、「てめぇフザケンじゃねぇ」くらいの痛みと違和感のある今日この頃。ならば流動系なら良いだろうと、冷製スープみたいなのをストローで啜れば、これもダメだ。口内の吸う力のなんと強力なこと!前歯に電流が走ります。歯ぎしり癖がなくて本当によかった。それでも負けるものかと、先週はタコやイカやバゲットをバリバリ食べた。作詞したり映画の原稿書いたり、若干の息詰まりのある作業時は、自然に歯にも力がかかるらしい。ドクドクした脈を歯茎に感じた。
今朝、歯医者さんは私の歯を見て「出血してる」と言った。そうなのか。出血するくらいの圧力をかけていたのか。
しばらくはトロロやアボカドなどを奥歯でモソモソ咀嚼しよう。まるで歯のない老人だ。おばあちゃん、おじいちゃん、今まで馬鹿にしてごめんなさい。

そんな中だけどまた問題が・・・コンタクトレンズが無くなった。私の目の性質上、使い捨てしか使えなくて、いつも買えるだけ買って置く。半年分が限度らしいのでそれだけ買う。結構な値段になるけど、検眼や処方箋もらうのが面倒だから一度にたくさん処理したい。ケチ故に一週間ほど眼鏡で過ごしたのだけど、あまり見えない。なので意を決してコンタクト買いに行く。検眼したらまた悪くなってた。眼鏡も計ると0・6くらいしか見えてないそうだ。眼鏡も作ることにした。
貧乏なので倹約を心がけてる私としては超出費!コンタクト(ライブ用のカラーコンタクトも)と眼鏡で割引してもらっても86000円した。歯の改造は30万以上する。頭痛い。歯も痛い。懐が一番痛い!

新しき世界

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これも始まってしまった。とっても面白い韓国映画でした。
まるで韓国版ゴッドファーザー。アル・パチーノに当たるのし上がり系をイ・ジョンジェがやってて、寡黙な感じが凄く素敵。一応ソウル地方警察の警官で、8年もの間マフィアに潜入捜査してるんだけど、彼の力が大きくなり、ファミリーの状況も変わり警察も変わり・・・いっそのこと幹部になっちゃう?ってストーリー。
お馴染みのチェ・ミンシクやファン・ジョンミンなどの役者さんもハマってて非常にいい味出してます。
脚本、監督はパク・フンジョン。韓国映画好きじゃなくても楽しめそう。ギャング映画好きなら間違いなく、ど真ん中だと思います。

なんちゃって家族

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遅れてしまいましたが超オススメ映画です!『なんちゃって家族』。ダメダメな香りがしますが、びっくりするほどよくできたコメディ作品です。
このチラシを見ると一瞬ほのぼのアメリカンドラマみたい。でもこれは仮の姿。このひとたちはめちゃくちゃなアウトロー軍団で、しかも本当の家族ではないのです。ジェニファー・アニストンは年増なストリッパーだし、ジェイソン・サダイキスはイケてない雑魚な麻薬密売人です。
ひょんなことから窮地に立たされ、なんちゃって家族として数日間過ごすことになってしまうという話。キャンピングカーで間抜けな観光客を装いながら、大量の麻薬を移送するお役目があって、その騒動は本当に笑える!
下ネタもたくさん。もちろんR指定の酷評ものです。だからこそ面白い。実はアメリカでは興行収入が1億4千万ドルを超えた大ヒットなのです。あまり日本で取り上げる方もいないようですが、私的には凄く推してます。
コメディ好きな同志の皆様の胸に届きますように。

やっと観られる

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『LIFE!』をこれから観る。やっとだ〜
っていうのは、この試写会に来るのは三度目。二回満席で入れなかった。今日は気合い入れて一時間前に来て並んでたら入れた。楽しみ!

悲しいこと

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フィリップ・シーモア・ホフマンさんが亡くなったそうです。味のある「あのデブ」として長い間、楽しませてもらいました。ちょうど彼の新作のことを書いたあとだったので、なんか寂しい感じがしました。役者さんは表のイメージとは違う内面とのギャップに苦しんだりすることもあるんだろうなと思いました。
こんな絶頂期の死は本当にもったいないし悲しいです。でも数々の名作は後世まで残ることがファンとしての救いです。
ご冥福をお祈りします。

写真は『ハンガーゲーム2』のパンフレットからお借りしました。