フルートベール駅で
これは泣きました。号泣!傑作です。
ひとりの黒人青年の「人生最後の日」のドラマ。クサの販売やらで服役経験もある彼は、人生を見直し真面目に生きようと決意した最中、警官に撃たれ死んでしまう。丸腰で何もしていないというのに。
実在の事件をモデルに作られたドラマなのだけど、訴えたいメッセージだけでなく映画作品としても秀逸だった。主人公の青年の内面や人間関係がよく描かれている。こんなに心をわしづかみするものを作るひとはどんなひとだろう、と思ってたら監督が挨拶に現れた。長編作はデビューだというライアン・クーグラー監督。飾り気の全くない普通の青年だった。
多くのひとの心に届きますように。