最近の#MeTooについて
私の行ってるヨガはもともとビクラムヨガなのですが、ご存知の方も多いでしょうが社会から抹消されたような状態です。
創始者の方の性的な不祥事により賠償金が多額になり破産したとか。
とはいっても日本や諸外国でこのヨガをしてきたひとたちには全く関係ないことで、メソッドは素晴らしいし続けていきたいと思う方が多いようです。
なので、最近は”ビクラム”という看板は世界中からなくなりホットヨガとただ掲げるスタジオが増えたとのこと。
私の所属スタジオではビクラムヨガ→ホットヨガ→HOT26+2という命名の変遷を辿ってます。26ポーズと2つの呼吸法という意味です。
なんでもストロングヨガというジャンルになったようで、他のホットヨガとは一線を画すという深意が読み取れます。
ウルトラレースも終わったし、また体育会系ヨガをやるつもりな私としては良かったです。
それにしても#MeTooの先はどこへ行くのでしょうか。
昨夜11月から公開になったAppleTVの『ザ・モーニングショー』にハマってましたが、セクハラ問題は次の段階にきていると考えさせられるものでした。
力を持つ男による性的ハラスメントという意味合いだけではなく、会社や地域、果ては国とか宗教感とかまで広がっていく問題なのかなと思いました。
日本でも山岳宗教では女性を穢れたものとして排除していた歴史があったり、女性側としても力に屈する方が面倒くさくなくてラクだ考える場合もあるのかもしれないし。同じ女性でも傷つく感度に差異があり、例えば同僚が被害に遭ってたとしても「それくらいなんてことないでしょ」と思ってしまう場面もありそう。そっちの方が男受けが良かったりして。
そんな微妙なものにはっきりした線を引くのはとても難しい気がしました。
男と女は根源的に違うものだから、互いにその差を思い遣れれば、もっと良くなるのでしょうね。
今までは男の欲を理解することだけを女に求める社会だった。本当は不快だったと女が声をあげられる時代になったのは素晴らしい。
同意のない性行為は男女関係なく誰でも絶対に不快です。
セクハラ問題ではお金が絡んだ社会的な案件が取り上げられますが、もっと身近で転がっているものが沢山ある気がしました。
敬意を持って思い遣りのある性差を楽しんで行ければいいですね。