健全な身体に不健全な魂を宿して〜富士五湖ウルトラ、ウェア編
- 2016年4月28日 10:17
カテゴリー: 日記
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こんなに着ていました。本当は左のステラ・マッカートニーの上下と帽子だけにしたくて、練習のロングランで2回試しました。
1回目は曇りの日でしたが、日焼け止めを親の仇の如く塗りたくりました。でも恐ろしいほどの日焼け!足と腕がガッツリ焼けました。
なので2回目はアームカバーをつけて、露出部位は日焼け止めの上にファンデーションまで塗って走りました。
そうしたらまたもや日焼け。肩にはランニングシャツの形に跡が付きました。
ランナーならそんなことは気にせず走る!のが正しいとは思います。フルならこれで行くかも。
けれど10時間近く野外を走るウルトラではどんなことになってしまうのか。恐ろしいです。黒くならだけならいいけど、後にシミやシワになったら落ち込みます。
その後、試行錯誤を重ねこのようなラインナップになりました。
インナーはCWXの揺れを防ぐもの、その上にファイントラックのパワーメッシュ上下、CEPのハイソックス、更にファイテンのコンプレッション上下、それでやっとオサレなステラさんを着られる!
結局、この重ね着は最強でした。
レース当日の天気は概ね晴れでしたが、スタート時は寒く震えました。カシャカシャいう雨天対応の超薄ジャケを着ているランナーが多かったです。
あれは実は危険なのです。私も雨天のロングで試しましたが、軽くて暖かい良さがある反面、通気性はかなり低いです。走って5分もすると蒸れて気持ち悪くなってしまいます。
脱いで腰に巻いたり小さく畳んでポーチに入れるなりベルトにぶら下げることもできます。
しかしそれは時間がどうでもいい練習だから。そのひと手間でどれだけのタイムロスが生じるか。レースではなるべく余計な負担がない方が有利です。
実際に富士五湖でそれを着用していたランナーは腰に巻いたり暑くても着続けたりしてました。脱ぎ捨てサービスがあるエイドで預けることもできます。その場で指定の袋を貰いゼッケンナンバーを書いて預けます。数分は使ってしまいそう。
後半まで着続けていたランナーの背中を見たらビッショリ濡れてシャカシャカジャケットが張り付いてました。同情します。
私の着ていたファイントラックは元は山用のもので汗を全く感じさせなくなるものです。上に重ねるものに水分を移動させる機能があり、肌はずっとサラサラなまま。雨にあたってもそれほど負担がないそう。
CEPのハイソックスは手離せない愛用品です。テーピング効果があって、ふくらはぎは勿論足首周りや足裏も守ってくれます。これにテーピングテープをプラスするのは余計な感じがしました。結構固いソックスなのでテーピングがヨレて豆ができやすいです。CEPの白いのも購入したのだけど、何故か黒より圧力がソフトであまり使えませんでした。同じモデルなのに不思議です。
首周りはBuff、手袋やサングラスは安いものです。ステラのキャップも優秀です。デザイン性が高いだけではなく、どんな強風でも飛ばず紫外線も防ぎます。
そしてシューズはOnのクラウドレーサー。
これにして大正解!重い厚底にしていたら持たなかったと思います。地面を直に感じる、薄い固めシューズは賭けでした。岩本さん説を信じて良かったです。
レース中は曇り、カンカン照り、雨、向かい風、霧など、雪はなかったものの、かなり豪華なフルコースでした。全てに対応できた私のウェアに感謝!