ひとつだけ椎茸
- 2015年11月22日 14:58
カテゴリー: 日記
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こんにちは。少し寒い日曜です。
今朝は恒例のロングラン。21キロ行ってきました。
帰りに近所のゴミ収集所に絵が幾つかありました。
「絵の好きな方、ご自由に持っていってください」
の貼紙があります。
「素人の芸術はいらないけど、額縁だけ欲しい」
と思う私は本当に酷い奴だと自覚してます。
その場で分解し、鶴の写真や書道らしき筆書き色紙などを外し、買ったら高そうな額縁だけ頂いて帰りました。
もうひとつ大きなサイズの油絵があって、その額縁にも惹かれてました。
一度帰宅して今度はガラガラ引っ張るものを持って行きました。
母も見たいと言うので同行しました。
さすがに大きな油絵をその場で外すのは気が引けて、そのまま持ち帰りました。
その他、母が欲しいと言う小さなもの二つも。
帰って分解すると母の持ってきたリトグラフは12万円の値札が裏にあると言います。
「嘘に違いない」
と心底腐り切っている私が確かめると、12000円の間違いでした。
微妙です。友達の作品にボランティアでお金を払ったようなものじゃないかと落ち着きました。
しかしふと気掛かりが。
私の捨てた(公園のごみ箱に)地方公民館にありそうな鶴のダサい風景写真が100万円だったらどうしよう。すっごい写真家の作品かも。あの「老人がどうのこうの」って筆書きされてた色紙は○○流△派とかの偉い先生が書いたありがたい作品かも。いや、そうなら持ち主は捨てないな。いや待てよ、ゴッホのように死後に価値が出る類のものかも。
と、しばし妄想に耽りましたが、到底価値のあるものではない、という自分の審美眼を信じ当初の予定通りに好きなものをはめ込むつもりです。
写真は何故か今頃になってひとつだけ出てきた椎茸です。
また出現するかもしれないので水をかけておきました。