生命のつながりに起きていること

『あいときぼうのまち』は原発をテーマにしているけれど、ヒューマンドラマとしても素晴らしい。四世代にわたり原子力に振り回され、人生を変えざるを得なかった福島のひとたちの痛み。ストーリーが巧さ。素人っぽい出演者の垢抜けなさもリアルでよかった。
そして今、観たのは、『みつばちの大地』。世界のみつばちの生態系が崩れてきている様子を、最新技術を駆使したマクロ撮影で描いたドキュメンタリー作品。スイスのイフホーフ監督がナレーションもしている。
みつばちの巣の中の映像もさることながら、人為的養蜂やモンスター的新種が出現する恐さも見た。とても興味深い作品だった。