ダークスカイズ

『パラノーマル・アクティビティ』シリーズは観ている。でもあまり好きじゃない。
なんでかっていうと、「高校生割り引き」という学生割り引きとは別の優遇措置をとっていたから。あたしのこと、オバサンだと思ってんのね!馬鹿にすんじゃないわよ~!と一般料金を払う理不尽な怒りの記憶と一緒になっております。すみません。作品は面白かったです。
その『パラノーマル・アクティビティ』のスタッフが集結して作った『ダークスカイズ』。もう公開されている。
これは素人臭さを売りにしてリアルな恐怖感を煽る手法から一転、よく練られた超自然的恐怖に満ちた映画だった。
『ソウ』のスタッフも関わってると聞いて納得。『インシディアス』というのは観てない。それを観なきゃ語っちゃいけない気もするが、こういうホラー系統は万人に伝わるわかりやすさが鉄則だから、まぁ良いだろう。
普通の4人家族が□□□□と呼ばれる人知を超えた存在に狙われて大変なお話。キッチンのものはアート作品の如く積み上げられちゃうし、ヒッチコックみたいに鳥の大群に襲われるし、可哀相な不運続きになってしまう。そういう異常事態に詳しいおじさんに話を聞きに行くの。猫がうじゃうじゃしてる。「猫は奴らに反応しない」って言うおじさん。私はここの場面だけで、よく出来てるなと思った。
恐怖感って、わかんないことだと思う。理由がわからないのに起きてしまうこと。予測できない恐さ。
ホラー好きなら観る価値ある作品だ。役者さんの演技もリアルで共感できる。
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