プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命

あなたがいると世界があなたに染まるの、という歌詞はありがち。私もしょっちゅう使う。恋に夢中な状態を表す常套手段だ。実生活でそんな状況はあるわけないが。
しかし、このひとを見ると何故かそんな気分になる。ライアン・ゴスリング、ニューヨーク・タイムズで「この世代で最も魅力的な役者のひとり」と評されたひと。公開中の『L.A.ギャングストーリー』にも出ているが、なんだか毎度このひと色に染まっちゃう印象がある。私のラブラブハートがではなくて、作品の持つ世界が。その特性が俳優として有利かどうかは微妙だが、魅力的なことは確かだ。
そんなライアン・ゴスリングがスクリーンを支配する『プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命』は今週土曜日、全国ロードショー。

『ブルーバレンタイン』のデレク・シアンフランスが監督した犯罪ドラマ。血の因果を巡る父と息子の話。愛の為に犯す罪、腐敗しきった権力と戦い切れなかった後悔、傷は癒されるまで子孫に受け継がれて行く。
とても力のある骨太な作品だ。アメリカの銃社会の賛否を問うものでもある。ヒリヒリするような痛みを体験しに、是非とも劇場へ。
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