制約は自由

昨日はバーレスククラスに参加。バーを使った振り付けに入る。
ポールダンスまではいかないけど、支点が自分とバーの両方になる。面白い。何もない状態だと固い動きが、アイテムを手にすることによって逆に自由になる。
こういうのって、ライブやってても実感する。スタンドマイクで直立不動で淡々と歌えと言われると、すごく難しい。音程も取れなくなるし緊張する。
でもスタンドマイクに手を置いたり、しな垂れかかったりすると、突然楽になる。ハンドマイクだともっと緊張が解ける。
写真撮るときも「自由に動いて」と言われると、不自由になる。小道具を渡されたり、ここに座れとかの規制があると私は自由になる。不思議だ。
音楽も自分にとってはそういうものだ。自己発生して自己完結するものではない。他者との関わりで生まれるし、自分とは違う音に刺激され歌える。ひととの出会いが音を作る。だから噛み合わないひととは難しい。共感体質の私はバラバラになりながら「どうか嫌いにならないでね。あなたの望むようにするよ」と、その方のやりたい方向に合う自分になれるように努力する。なんか自分がないようで嫌だが、しょうがない。
しかし、最近は本当に素晴らしい方々に恵まれて、自分も楽に動けるようになった。いい意味での規制をたくさん用意してもらえる。ありがたいことだ。

狂い咲きの花。公園の芝生でブログ書くのが定番になった。
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