さっき観たもの、『大いなる沈黙へーグランド・シャルトルーズ修道院』。
2時間49分と長いドキュメンタリー作品。
フランスアルプス山脈に建つ修道院、グランド・シャルトルーズ。1984年に撮影を申請したところ「まだその時期ではない」と言われ「順調ができた」と言われたのは16年後だったという。
出された条件は音楽なし、ナレーションなし、照明なし、中に入るのは監督一人のみ。そして5年後に完成したのが本作。それから日本に来るのに9年かかっている。
気の遠くなるような経過があったことも観て納得。雪の白さと修道士たちの祈りで、時が止まったような静謐な空気が流れていた。