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アマンダ・セイフライドです。虚言癖のある女の役がはまる稀有なひとだ。
『クロエ』のときも思った。独特のイノセントさとドロドロした汚れ感がとても素敵。『ジュリエットからの手紙』とか『レ・ミゼラブル』とかの方がきっと評価は高いんだろうけど、私はヤバいひとを演じるアマンダが好きだ。
新作の『ファインド・アウト』も一途に犯人を追いかける恐い女をやっている。被害者で正義のひとなのに、誰にも理解されず逆に指名手配されてしまう。こういう不条理なスリラーって、いらいらしながら主人公と一緒に戦ってる気分になる。嫌いではない。
暗い森の中に迷ってしまったような孤独感でいっばいの女が、愛するひとを助けようと使命感で戦っている。その姿はとても美しい。
6月15日、全国ロードショー。是非とも劇場へ。
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