改めて宮古島100kmワイドーマラソン記録

先週は月曜日に東京へ戻りました。
その後、押さえておきたい試写が重なったり作曲など制作したり、原稿書いたりして何気に忙しくしてて、レポートが遅れました。

宮古島へ17日に渡り、レースの準備してました。
着いた日は肌寒く風も吹いてました。コースの下見を少ししました。
行くまではイメージがわかなかったのですが、準備に現地でその場に立つと大きな橋を3つ渡る前半、田園風景を進む後半、というコースの大まかな感じが掴めました。

18日は前日受け付けで、スタート地点の体育館まで行きました。そこで知り合いの女子ランナーと再会できたりして、ちょっとテンション上がりました。
でも風は強く雨もたまに降ってます。
全長4kmほどの橋を渡るときに強風だとかなり恐いと聞いていて、風が弱まってくれることを祈りました。

そして当日、19日の午前5時にスタート。
風はおさまり曇りの予報。
私は前日に全179曲、11時間9分間のプレイリストを作っておきました。今回はイヤホンで聴きながら走る試みです。
宮古島は東京と少し時差があるのか、夜明けが遅く7時半頃です。
だからスタートから2時間は真っ暗。サトウキビの収穫期でもあって、真っ暗な道に甘い香りが流れてきました。砂糖工場は24時間体制だそうです。

前半の3つの橋を渡り終わる頃にはもう明るくなりました。夜明けの橋は最高の景色です。真っ青な海が両側に見えて神秘的です。
ドロップバッグを預けた大きなエイドが46.5km地点にあって、そこではゆし豆富やぜんざいなどもあったみたいです。私は持参したジェルしか摂らないのでスルーですが。

後半はアップダウンが延々と続きます。相当キツいと聞いてましたが、沖縄100kや足柄峠に慣れている私としてはどうってことない坂で、走り切れる程度でした。
途中いきなり前に入ってくる女子ランナーがいて、面白いのでぴったり後ろについて数km走ります。
けれどやはり持たなかったようで離脱していきました。プレッシャーかけてしまいました。

また先を行く女子を見つけ、しばらく付いていきました。抜くとまた追い抜かれるだろうと思い、彼女の背中を追って様子見です。
でも耐えられなくなり90km辺りの急下り坂で抜きました。あとで見たらキロペース3分台で走ってました。それくらい上げて完全に引き離さないとという気持ちでした。

そんな感じで9時間32分でゴールしました。
もうちょっと頑張れば9時間半を切れたかもしれませんが、とりあえずこれが今の実力ということでしょう。
後夜祭は表彰式も兼ねていて、泡盛セットやオリオンビールなど沢山賞品をいただきました。
夜遅くなり風と雨が朝まで。私はつくづく天気に恵まれていると感謝しました。

また木曜のbayfm”lukiシンガーソングランナー”でレポートします!ぜひ聴いてくださいね!