日曜のルキ
- 2017年3月12日 18:10
カテゴリー: 日記
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高層ビルの窓から隣のビルへ飛び移る夢を見て、びっくりして起きたら朝でした。
ロングランの日曜です。
今日は65kmを走りました。
寒いなぁと思いつつ薄着で行きます。どうせ途中から激暑になるに違いないので。
数キロ走った頃、後ろから足音がしました。グループの方々みたいです。
それで、しばらく並んでゆっくり抜いて行かれます。
この走りはかなり上級者。
普通のランナーだと、いかにも抜きますって感じで、ぐいっと前に入り込んでくる(付け焼き刃なのですぐ抜き返される)のだけど、この方々は純粋にペースを守っていて私よりもそれが速いから必然的に抜いていくといった感じ。
しかも皆さまリュックを背負っていらっしゃいます。
これは絶対にウルトラランナーだと思って追いかけました。
トイレ休憩で止まってるとこで追い付き、勇気を出して声を掛けました。
話すとやはりサロマ常連のグループでした。今日は練習始めで多摩川沿いにある温泉がゴール地点とのこと。
私はそこより10数キロ先が折り返しなのだけど、しばらく付いて行かせてもらえる許可をいただきました。
すると結構ペース維持できました。
グループラン効果って凄い。
“run de sky”さんという老舗クラブの皆さまだということもわかりました。
話したメンバーさんはサロマの100kmを8時間3分で走られたとのこと。
別れるときはハイタッチまでしてくださって本当に嬉しかったです。
知らないランナー同士だけど、こんなこともあるのですね。
後半は定番の如く減速しました。
おじいちゃんかお父さんかわからないけど、自転車の前と後ろに乗せられたお子ちゃま2人に「おっそ〜!」と言われます。
それはなんですか、遅いということでしょうか。
陽の光を浴びた前髪をサラサラと風になびかせ、無邪気にキャッキャと笑う男の子でした。
「キャ!子供に言われちゃった。でも可愛いから許しちゃう(笑)」
というのが真っ当な大人の女の胸に湧き上がるべき感情でしょう。
しかし私は狭量な上に母性本能など燃やし尽くして走ってますので、
「てめえは碌なくたばり方しねーぜ。末代まで呪われるであろう」
とネガティヴビームを放っておきました。
また更に減速して屍のように走っていたら、太った女子ランナーにぐいっと抜かれました。
目の前で盛大にポニーテールとお尻が揺れてます。優越感たっぷりです。
私だって貴女と同じ距離ならもっと速いのですよ、只今51kmと496m走ってるもので遅く見えますが、と聞かれてもないのに言い訳したくなります。
きっと彼女はSNSでキラキラ女子のダイエット日記とかやってるに違いありません。
「糖質制限でもっとキレイになってやる♪でも今日はクラッカー2枚も食べちゃった!0・5キロも増えてる〜!目指せ56キロ!」
とか書いてそうです。
「クラッカーなんぞひと箱喰っても変わらんわ」
と空に向かって呟いてしまいます。負け惜しみです。
そんなこんなでゴールしました。
6時間48分16秒でした。目標より1時間ほど遅いです。残念。
でも朝の太陽から夕方の雰囲気で終わるのは気持ち良かったです。久しぶりにウルトラマラソンの練習ができたような。
帰宅して体重測定したら44kgでした。体脂肪は6.9%。
最近ずっと不調だったけど、今日で悪いものがデトックスできたような気がします。iPhoneから送信