大晦日だから言ってみる、後編

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今年の私的一番のトピックは3枚目のフルアルバム『その瞬間、見えた風景。』をリリースできたことでした。
全16曲という今時多すぎるだろ!ってほどの曲数があります。
沢山入れたくてしょうがなくて、いうより外せるものが無かったというのが正直なところ。大きなドラマを作る為にひとつひとつのエピソードが必要になりました。
ライブでも言いましたが、これは最後の「その瞬間、見えた風景。」というタイトル曲に向かって進むものです。それ以外の選択肢はなかったのです。
恋愛の一場面や、希望やある女性のドラマや世界に対する違和感など、幾つもの物語を丹念に積み重ねる必要がありました。
そうして初めて決着が着くのだと確信していました。
前に向かって歩くことは素敵だし、一直線に進めたらいいけど、そんなのは夢物語というのがリアルです。
キラキラしてりゃいいというのは安易で、哀しみも死もちらっと先に見えるから、今が輝くのだと思います。
そういうのが本当のポップミュージックであり、色んな状況のひとを救える可能性を持っているような気がします。
少なくとも私はそんな音楽に救われてきました。
だからこの作品を発表できたことは、ひとつまた難しい壁を越えたような感じです。
来年はもっと自由になれるような気がしてます。

良ければぜひお試しください。http://lukirock.com/discography
この作品の為に支えてくださった沢山の方々に感謝です。
バンドメンバーさん、、アレンジしてくれた円さん、優秀な凄腕のエンジニアさん、制作スタッフさん、応援していただいたメディア関連の皆様、ラジオ番組をもたせてくださったbayfmさん、そして聴いてくださったり、ライブにもお越しいただいた皆様、そしてもちろん購入してくださった皆様、本当にありがとうございました!
来年も見捨てられないように努力いたします。
どうぞこれからも見守っていてください。