さざなみ

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アカデミー賞が近づくとなんだかざわざわしてきます。

今日、というか昨日?観たものも関連作品。
シャーロット・ランプリングが主演女優賞の候補になりそうだとか。

彼女は『愛の嵐』で衝撃的なセクシーさを披露したひとです。ずっ~と昔ですが。そのどこか後ろめたいような美しさがいつも素敵です。
個人的にはオゾン監督の『まぼろし』が好きでした。
脇役をやる場合は嫌な性格のおばさんだとか、冷酷な校長先生や母親などがはまるみたいです。

今回は彼女としては意外に普通の女性だったかも。
結婚45年目の夫婦なんですが、夫の昔の恋人が発見されたという知らせが届くきます。というのは、その恋人は62年にスイスの山でトレッキング中に落下して行方不明になっていて、今頃になって見つかったということだったのです。もちろん死んでます。
そんな知らせが発端で、揺れ動き始める熟年夫婦の様子を追う物語です。

シャーロットはやはりとてもいいです。
こういう普通の感覚のものは多くの女性の共感を得るような気がしました。演技の上手さがストレートに伝わります。

また彼女にしかできないキワモノ系もいつか観たいとは思いますが。

タランティーノのは満席で観られませんでした。次回トライします。