秋の木曜

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こんにちは。
今日明日はスタジオで作曲してます。

トレイルで指骨折して走れなくなってちょうど一ヶ月です。
途中にスリーマンライブがありました。
ライブ後に二日間だけ走ってしまいました。合わせて40キロほどです。

ステージで怪我っぽいのが嫌だったので若干予想してたのだけど、レントゲン撮るの遅れたらやはり折れてて、固定するのも遅れました。

結構真面目なランニング生活をしてたから、いきなり動かなくなると体調崩します。ほぼ鬱です。
吐いたり寝込んだり酷いもんでした。

でもそろそろ上向きになってきました。というかそうしないと。

スコット・ジュレクの本を読み直しました。
健康なときにはあまり気に留めなかった文章が心に響きます。

競技としての走ること、ゴールの先にあるものを求めること、勝敗に一喜一憂すること、健康の為に走ること、それらは全て正しいけれど私的にはそうではないのだなと思いました。

スコットの言うように、どうゴールするかよりその過程、どう走るかが重要だということ。それは言い換えれば、どう生きるかということです。
ゴールにご褒美を求めたり、ひとより優位に立つことを求めて走るのは空しいです。
時代によっても環境によっても価値観は変わって行くものなので。

自分や愛するひとに対して恥ずかしくない、悔いのない走りを一秒一秒繋ぎ合わせて行くことこそ、幸せな生き方なのだと思いました。

ウルトラランナーは100キロなんてザラに走る距離だから(私はフルで十分)、長い時間を走り続けてる内に肉体や精神を超えたものが見えて、裏表である生死を実感し哲学的になるのかもしれません。

とりあえず私もまたヴィーガンになってます。革靴やバッグを捨てる域には達してませんが。

ベジタリアン生活は経験あるのであまり難しくはないです。独身者ならではかなと、こんなときはありがたく思います。家族の食事を作らなくていいわけで。
スコットのランナー用メニューもすぐに真似できるものばかりで楽しいです。
ていうか既に持ってるか使ったことある材料ばかり。キヌアを朝のオートミール代わりに使う意味、私にはわかりますぞ~、という感じ。筋肉を減らしたくないベジタリアンランナーならではです。
アンドリュー・ワイル博士の影響は私もかなり受けているので似てるし。
そんなオタクな生活のおかげか、精神的にも落ち着き吐かなくなりました。

また走れるようになったときには、より頑丈になってそうです。
その前のワンマンライブはもちろんバリバリ行きます。ぜひご期待ください。
10月29日、もうすぐです。

写真は豆乳ラテです。乳製品もやめてます。